よこはま動物園ズーラシア、冬の日のゴーゴ (Gogo) の姿

やあ、アンデルマの息子殿！　久しぶりにキミに会いに来たよ。

ズーラシアに来たのはもう何年振りだろう。とにかくここに来るのは不便である。ここに来ること自体にはあまり気が向かないのだが、それでも今回は旧知のロシア出身のホッキョクグマたちに会いに来た。

繁殖行動期に間もなく入っていくということもあり、ズーラシアがどのホッキョクグマをどういう形で飼育展示場に出すかは微妙な問題だろう。ゴーゴが出ていようがシルカが出ていようが、私にとってはどちらでもよい。ペルミ動物園生まれかノヴォシビルスク動物園生まれかといった程度の差でしかない。

ともかく、私が到着した時はゴーゴが出ていた。彼も段々と母親であるアンデルマに似てきた。

アンデルマは本当に素晴らしいホッキョクグマだった。私はもう彼女以上のホッキョクグマに会うチャンスはないだろう。となれば、彼女の子供たちに会い、彼女の面影を求めるということになる。それを私はロシアで存分にやってきたつもりである。

アンデルマの子供たちの中では、メンシコフが全ての面において抜きん出た存在であった。そのメンシコフと比較すると、このゴーゴはスケールがかなり小さい。そのメンシコフもすでに亡くなっている。

まさか、アンデルマの息子、そしてメンシコフの（異父同母）弟であるゴーゴに、横浜で会うことになるとは、なんという奇遇だろう！

ゴーゴのおやつの時間 - Gogo the Polar Bear in the water during a special feeding time, at Yokohama Zoo (Zoorasia), on Jan.19 2023.

しかし何故、視界を邪魔するようにここにホッキョクグマに関する大きな説明表示があるのか？　理解しがたい。まあ、どうでもよい話だが。

向こう側のシルカの存在はやはり気になるのだろう。

ということで、今日は13時過ぎに切り上げることにした。あるいは今後、待っていればシルカが出てくるのかもしれないが、それはそれで今日のところは、これまでとしておく。何が何でも彼女に会わねばならない、というほどのものではない。

SONY α9 II

TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

Panasonic HC-VX2M-G

(Jan.19 2023@よこはま動物園 ズーラシア)