街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2018年 03月 15日 ( 2 )

ロシア北東部・ヤクーツク動物園のコルィマーナとロモノーソフが同居を開始 ~ 再び歩む繁殖への道

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ロモノーソフ(左)とコルィマーナ(右)
Photo(C)ЯКУТСКИЙ ЗООПАРК "ОРТО-ДОЙДУ"

ロシアの北東部、サハ共和国のヤクーツク動物園で飼育されているのは野生出身の雌(メス)のコルィマーナとレニングラード動物園生まれでウスラーダの息子である雄(オス)のロモノーソフという共に6歳の若いペアです。このペアの間に2016年の11月に生まれたのが現在レニングラード動物園で飼育されている1歳の雌(メス)のハールチャーナです。このコルィマーナとロモノーソフは次ぐの繫殖を狙って本日3月15日から同居が始まったことをヤクーツク動物園と地元メディアが報じています。
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Photo(C)ЯКУТСКИЙ ЗООПАРК "ОРТО-ДОЙДУ"

コルィマーナの育児期間中はロモノーソフはメインの飼育展示場に近接した別の飼育場に移されていたわけですが、そのロモノーソフがメインの飼育展示場に復帰してコルィマーナとの同居が開始された形となったわけです。
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Photo(C)ЯКУТСКИЙ ЗООПАРК "ОРТО-ДОЙДУ"

これからこの二頭はまた長い道のりを歩み始めることになります。ヤクーツク動物園はホッキョクグマ飼育を開始してから5年ほどで最初の繁殖に成功したわけですが、同園の繫殖経験不足を補って余りあるのがこの二頭の個体そのものの繁殖能力の高さであるわけです。また逆から言えることは、個体の能力の欠如を飼育経験、飼育技術、飼育環境の高さなどでカバーすることはできないというのが今までいくつもの具体例を調べてみての結論のように思っています。

(資料)
sakhalife.ru (Mar.15 2018 - Колымана и Ломоносов воссоединились после долгой разлуки!)
Sakhaday.ru (Mar.15 2018 - Белые медведи Колымана и Ломоносов снова вместе)
SakhaPress.ru (Mar.15 2018 - Колымана и Ломоносов снова вместе)
ЯСИА: Новости Якутии (Mar.15 2018 - Колымана и Ломоносов встретили друг друга нежными объятиями)
YakutiaMedia (Mar.15 2018 - Якутские белые медведи Колымана и Ломоносов встретили друг друга нежными объятиями)
телеканала «Якутия 24» (Mar.15 2018 - Белые медведи Колымана и Ломоносов воссоединились после долгой разлуки)

(過去関連投稿)
ロシア・ヤクーツク動物園のハールチャーナが11月にサンクトペテルブルクのレニングラード動物園へ
ロシア・サハ共和国、ヤクーツク動物園のハールチャーナが間もなく満一歳へ
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ロシア北東部 ヤクーツク動物園のハールチャーナが満一歳となる ~ ゲルダ/シルカの先例を危惧する同園
ロシア・ヤクーツク動物園のハールチャーナが本日ヤクーツクから予想外の出発 ~ 親子の永遠の別れの唸り声
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でハールチャーナ到着の日のウスラーダの姿
ロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園に到着したハールチャーナの姿
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でハールチャーナの引き渡し式が行われる
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナへの市民の関心の高さ
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園がハールチャーナのパートナー探しに早々と着手へ
ロシア北東部・サハ共和国、ヤクーツク動物園の「国際ホッキョクグマの日」
by polarbearmaniac | 2018-03-15 17:00 | Polarbearology

ロシア・イジェフスク動物園の赤ちゃんが初めて屋外に登場!~ 性別は雌(メス)と判明

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ドゥムカお母さんと赤ちゃん
Photo(C)Зоопарк Удмуртии (Ижевский зоопарк)

ロシア・ウドムルト共和国のイジェフスク動物園で昨年2017年11月22日にドゥムカお母さんから誕生した赤ちゃん (仮称 スネジンカ・アイオノヴナ - Снеженика Айоновна) がとうとう昨日の3月14日にドゥムカお母さんと一緒に初めて屋外に登場しました。この赤ちゃんの性別判定も行われたそうですが結果は雌(メス)とのことです。
(*追記)映像が公開されました。以下をワンクリックして下さい。
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Photo(C)Зоопарк Удмуртии (Ижевский зоопарк)

最初の日はほんの少し外を歩いた程度だったようですが、これから毎日のように登場するそうです。この親子は毎日9時から昼食の時間までの登場だそうでイジェフスク動物園は是非この親子に会いに来てほしいと市民に呼びかけています。
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Photo(C)Зоопарк Удмуртии (Ижевский зоопарк)

この赤ちゃんは野生出身個体同士のドゥムカとアイオンの間にできた赤ちゃんですから貴重な血統なのです。おいそれとは簡単に入手できないでしょう。平昌冬季五輪の女子フィギュアスケートで優勝したアリーナ・ザギトワ (Алина Загитова) 選手はこのイジェフスクの出身だそうです。今回の赤ちゃんは雌(メス)だそうですから名前には「アリーナ」はどうでしょうか?

(資料)
Зоопарк Удмуртии (Mar.14 2018 - Девочка!!!! Наш белый медвежонок - девочка!!!)
Известия Удмуртской Республики (Mar.14 2018 - Рожденный в зоопарке Удмуртии белый медвежонок оказался девочкой)
Комсомольская Правда (Mar.14 2018 - Новорожденный белый мишка в зоопарке Ижевска вышел на первую прогулку)

(過去関連投稿)
モスクワ動物園 ヴォロコラムスク附属保護施設のアイオンがイジェフスク動物園へ ~ 「新血統」への挑戦
モスクワ動物園が、今後ロシア国内で誕生の個体はロシア国内と欧州だけで飼育の意向を表明
ロシア・イジェフスク動物園でアイオンとドゥムカの初顔合わせが行われる ~ 「新血統」誕生への挑戦
ロシア・イジェフスク動物園の四頭のホッキョクグマたちに夏の季節のおやつのプレゼント
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ロシア・イジェフスク動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 遂に「新血統」の誕生!
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ロシア・イジェフスク動物園で誕生の赤ちゃん (仮称 スネジンカ・アイオノヴナ) が無事に生後二ヶ月となる
ロシア・イジェフスク動物園で誕生の赤ちゃん (仮称 スネジンカ・アイオノヴナ) が生後三ヶ月へ
ロシア・イジェフスク動物園の赤ちゃん(仮称 スネジンカ・アイオノヴナ) が間もなく生後四カ月へ
by polarbearmaniac | 2018-03-15 01:30 | Polarbearology

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