街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る
更新通知を受け取る

2019年 06月 06日 ( 3 )

(*投稿準備中)旧東ドイツ・社会主義の残照を楽しむ (5) ~ 青春の記憶の彼方のワルシャワ通り駅

(*投稿準備中です)
a0151913_10504894.jpg
a0151913_10512289.jpg
Olympus OM-D E-M1 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
(Jun.5 2019@ベルリン)
by polarbearmaniac | 2019-06-06 10:47 | 異国旅日記

旧東ドイツ・社会主義の残照を楽しむ (4) ~ オストクロイツ駅の記憶への挽歌

a0151913_830194.jpg
旧東ベルリン・フリードリヒスハイン地区にあるSバーンのオストクロイツ (Ostkreuz) 駅といえば思い入れのある人間にとってはたまらない魅力のある場所だった。それについては6年前の投稿である「哀愁のベルリン・オストクロイツ駅」を御参照いただきたい。
a0151913_8373492.jpg
この駅に行き交う人々、そしてその周りの風景....それはまさに哀愁が漂う駅だったのだ。いや、過去形ではなく現在形であると感じる人もまだいるだろう。
a0151913_845047.jpg
しかしこの駅は複数の路線が交差する駅としての重要性から駅のターミナルが数年前に全面的に改築された。そのためにこの駅に漂っていた哀愁はほとんど失われてしまった。残念なことである。
a0151913_8525248.jpg
a0151913_8491894.jpg
a0151913_856506.jpg
駅に残っている東ドイツ時代のものといえば小さな駅員詰所のこの場所だけである。
a0151913_91420.jpg
プラットホームのこの連絡橋を私は昔に知人と全力で走って電車を乗り換えていた。その連絡橋もこのように新しくなって味気のないものになった。
a0151913_971190.jpg
閉塞感のあった当時の東ドイツで私とその知人はいろいろなことを話し合っていた。どうするとも私たちの将来の見通しはなかったのである。
a0151913_9445682.jpg
この場所に寄りかかり、私たちはいつも小声だった。
a0151913_9181768.jpg
結局のところ、どうにもならないのが当時の東ドイツ社会だった。
a0151913_9194888.jpg
この駅の周囲は依然として雑然としている。しかしそこにはかつてあった人間臭さのようなものはもうない。
a0151913_9252690.jpg
a0151913_9254588.jpg
a0151913_926850.jpg
a0151913_9291683.jpg
a0151913_9304232.jpg
a0151913_9354958.jpg
オストクロイツ駅は近代化されて非常に便利になった。しかし同時に「死んだ」のである。
a0151913_9481262.jpg
私のあの時の人生、あれはいったい何だったのだろう?

Olympus OM-D E-M1 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
(Jun.5 2019@ベルリン)


Berlin: Mythos Ostkreuz


Ostkreuz Station, East Berlin (June 1989)
by polarbearmaniac | 2019-06-06 06:00 | 異国旅日記

旧東ドイツ・社会主義の残照を楽しむ (3) ~ ネルトナー広場 (Nöldnerplatz)駅とゼーヴァン通り

a0151913_7302879.jpg
旧東ベルリンのリヒテンベルク地区にあるSバーンの「ネルトナー広場 (Nöldnerplatz)駅」にやってきた。この駅舎は東ドイツ時代とほとんど変わっていない。
a0151913_734615.jpg
1989年11月のベルリンの壁が崩壊し、翌1990年10月にドイツ再統一がなされたが、そのあたりの時期にこの駅にはベトナム人のタバコ売りがいた。彼らはポーランドで安く買えるマールボロを大量にドイツに持ち込んで東西ベルリンのいろいろなところで売って商売をしていた。もちろん彼らのやっていたことは違法な商売である。
a0151913_9412873.jpg
私はこの駅舎の横でよく彼らからマールボロを買っていた。この駅の周囲では最も安い値段で買えたからである。
a0151913_10175725.jpg
a0151913_7402877.jpg
その時代は非常に先の見えない混沌とした時代だった。
a0151913_108717.jpg
a0151913_7573868.jpg
a0151913_7433678.jpg
現在でもこのネルトナー広場 (Nöldnerplatz)駅は東ドイツ時代の雰囲気が比較的よく残っていて哀愁を感じさせる。


ベルリン・リヒテンベルク地区のネルトナー広場 (Nöldnerplatz) 駅周辺 - S-Bahnhof Nöldnerplatz and surroundings, in Berlin (Jun.5 2019)
a0151913_84629100.jpg
このネルトナー広場駅の前からバスに乗る。
a0151913_9283563.jpg
5分ほどでゼーヴァン通り (Sewanstraße) の始まるところに着く。このゼーヴァン通り (Sewanstraße) は東ドイツ時代にはハンス・ロホ通り (Hans-Loch-Straße) という名前だった。東ドイツの政治家の名前はよくこうして通りの名前になっていたのだ。この通りには東ドイツ時代には西側から "Plattenbau" と揶揄された集合住宅が集まる地域だった。現在どうなっているかを見てみることにする。
a0151913_8591350.jpg
以前とは変わらないが外装がきれいに塗り替えられている。
a0151913_9295650.jpg
a0151913_9302671.jpg
a0151913_9304625.jpg
a0151913_9311914.jpg
a0151913_9424546.jpg
Photo(C)Bundesarchiv 社会主義時代はこのような光景だった。
a0151913_9491148.jpg
暗い時代だった。たった30年ほど前までのことである。しかしそのたった30年ほど前の時代について若い世代は全く興味が無いようである
a0151913_10114416.jpg
a0151913_1012585.jpg
Olympus OM-D E-M1 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
GoPro Hero7 Black
(Jun.5 2019@ベルリン)
by polarbearmaniac | 2019-06-06 05:30 | 異国旅日記

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

アルマトイ動物園へ ~ アリ..
at 2019-09-20 23:30
ロシアからカザフスタンへ ~..
at 2019-09-19 23:55
ノヴォシビルスク動物園 第三..
at 2019-09-18 23:00
ノヴォシビルスク動物園 第三..
at 2019-09-17 23:45
ノヴォシビルスク動物園を二ヶ..
at 2019-09-16 23:45
成田からノヴォシビルスクへ ..
at 2019-09-15 23:30
秋のロシアと欧州へ
at 2019-09-15 08:15
ロシア・イジェフスク動物園の..
at 2019-09-15 01:00
ベルリン動物公園のヘルタ、そ..
at 2019-09-14 02:00
スコットランドのハイランド野..
at 2019-09-13 03:00

以前の記事

2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Lenin's Tomb: The Last Days of the Soviet Empire


Resurrection: The Struggle for a New Russia


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag