街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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2019年 08月 06日 ( 2 )

コメタ (Белая медведица Комета) にかかる出産への期待

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さて、問題はこの現在6歳のコメタに今年の年末に出産があるかどうかである。
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しかしそれよりもまず私が心配しているのは、ここロストフ動物園の体制である。ロストフ動物園はホッキョクグマの繁殖が悲願であるが、これから秋にかけてコメタをアイオンからうまく引き離して一頭で静寂を確保してやることふぁできるかどうかが問題である。さらにそれから先、つまりコメタをうまく産室のある場所に誘導してやれるかどうかも問題である。
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そういった準備は9月から行わねばならないのだがロストフ動物園がそのあたりをどう見極め、そしてコメタの出産準備体制を確立していくかに注目が集まる。ロストフ動物園は以前からモスクワ動物園との関係が緊密であるので早くモスクワ動物園からの助言を得たほうがよいだろう。
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このコメタは血統的に言えば極めて繁殖の成功が高い個体である。彼女の母親はチェコ・ブルノ動物園のコーラ、祖母はレニングラード動物園のウスラーダ、曽祖母はペルミ動物園の故アンデルマである。コメタは極めて優秀な血統に属しているのだ。母親となる資質は十分であると考えられる。コメタは双子の一頭としてコーラから誕生しているが、そのもう一頭はウクライナのムィコラーイウ動物園の雄(オス)のナヌクである。そのナヌクはすでに繁殖に成功しているのである。
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年末の朗報を期待したい。
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コメタさん、アイオンさん、お元気で!

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(Aug.5 2019@ロシア南部、ロストフ動物園)
by polarbearmaniac | 2019-08-06 05:28 | 異国旅日記

ロストフ動物園訪問二日目 ~ コメタとアイオンの平穏な月曜日

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コメタさん、アイオンさん、おはようございます。今日もよろしく願いいたします。
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ロストフ動物園訪問の二日目である。
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今日も非常に涼しい日である。
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コメタは二年前に私がここを訪問した時と比較すると身体的にも精神的にも大きな成長を遂げた。
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それをもたらせたのはこのアイオンの来園だったかもしれない。
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向こう側の飼育展示場に行きたいらしいアイオンだが、きょうはどういうわけか扉が閉まっている。


扉を開けるように要求するアイオン - Aion the Polar Bear requesting for the opening of the door by knocking, at Rostov zoo, Russia, on Aug.5 2019

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結局向こう側の飼育展示場に行くことのできたアイオンである。
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アイオンは結構二つの飼育展示場を行ったり来たりするのが好きなようである。
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まあそれは彼の自由だからとやかく言う問題ではないが来園者としてみれはこの二つの飼育展示場を往復するのは大変なのである。アイオンはそういったことはお構いなしに頻繁に二つの飼育展示場の両方を自分のテリトリーにしてきままに行ったり来たりしているのだ。
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そうこうしているうちに一つの飼育展示場で清掃作業が始まった。コメタは室内に入ったようである。
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このアイオンは二つの飼育展示場を頻繁に移動するものの今日は扉のあたりにばかりいるようだ。
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また反対側の飼育展示場に顔を出したアイオンである。来園者は二つの飼育展示場のそれぞれの側にいるのでアイオンとしてはどちらの側にいる来園者に対してもこうしてうまく自分の存在をアピールしているように見える。
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アイオンは惚れ惚れするような好男子である。私は今までどちらかというと雄(オス)よりも雌(メス)のホッキョクグマのほうに重点を置いて投稿してきたのだが、雌(メス)のホッキョクグマというのが素晴らしい個体が多いとはいえ、癖のある個体が多いように思う。雌(メス)にはまた海千山千といった個体もいるし、ふてぶてしい個体も結構いるのである。つまり一筋縄ではいかないのだ。例を挙げればサンクトぺ手うブル区のウスラーダ、カザンのマレイシュカ、神戸のみゆき、旭川のルル、札幌のリラなどがそうである。ところが雄(オス)のホッキョクグマというのは雌(メス)のようなアクの強い個体は非常に少なく、率直で紳士的な個体が多い。これからは少しばかり雄(オス)にも重点を置いて投稿しようかなとも思うほどである。
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コメタが姿を見せた。
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しかしすぐに眠ってしまう。
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アイオンも幾分眠そうである。
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彼は何をどう思っているのだろうか。
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SONY RX10M4
Panasonic HC-W870M
(Aug.5 2019@ロシア南部、ロストフ動物園)
by polarbearmaniac | 2019-08-06 03:00 | 異国旅日記

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