街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア極東・ハバロフスク動物園のハバルが三歳となる ~ 個体の認知度が増すロシアのホッキョクグマたち

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ハバル (Белый медведь Хабар)
Photo(C)Зоосад "Приамурский" имени В.П. Сысоева

モスクワ動物園で2014年11月10日にシモーナから誕生した雄(オス)のハバル (Хабар) は今年の4月から極東の沿海州にあるハバロフスク動物園(正式には「シソーエフ記念・プリアムールスキー動物園」 - Зоосад Приамурский имени В.П. Сысоева)に暮らしていますが、先日の日曜日に満三歳の誕生会が開催されたそうです。当日は小雪のちらつきやや霧のかかっていた肌寒い日だったようですが与えられたおもちゃの中に入っていた好物をめざとく見つけて食べるなど元気一杯だったようです。さらに改めて特別給餌が行われてニンジンのパイとか冷凍のベリーとかも与えられてご満悦だったようです。残念なことに映像は入ってきていません。
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ハバル (Белый медведь Хабар) Photo(C)Зоосад "Приамурский"

ハバロフスク動物園はそのSNSのページでこのハバルについてあらためて紹介しているのですが、モスクワ動物園でシモーナから誕生した双子のうちの一頭であり父親はウランゲリであることも紹介しています。最近ロシアの動物園ではこういったホッキョクグマたちの出自をかなり紹介するようになってきました。それはメディアも同様です。以前、といっても私が初めてモスクワ動物園を訪問した2007年頃のロシアでは、こういった飼育しているホッキョクグマの出自に関する情報はあまり開示されておらずロシア国内でもそういったものに興味を持つファンというのはあまりいなかったわけですが、ここ2~3年にかけてそういった情報が多く開示されるようになってきたのは喜ばしいことです。こういったことの背景にあるのは飼育下のホッキョクグマの個体としての認知性が高まってきたことが挙げられるでしょう。自分の住む街にある動物園に暮らすホッキョクグマはいったいどの動物園で生まれたのかとか、どの動物園のホッキョクグマと親族関係にあるのかなどを知りたいというファンが増えてきたということです。さらにロシアという国は自国領土内に野生のホッキョクグマの生息地があり、そこで孤児となってしまい動物園で保護されるようになった個体について、過去におけるその保護の経緯などの情報が最近は詳しく開示されるようになってきているわけです。こういったことには野生のホッキョクグマに対する保護活動の高まりといったものも大きく作用しているものと思われます。こうしたことで謎に満ちたロシアのホッキョクグマたちの実相が次第に明らかになってきているというわけです。しかしロシアにおいて依然として謎に包まれているのはサーカスのホッキョクグマたち、特にサーカスから引退した後の彼らの動向です。

さて、ハバルに話を戻します。彼に関する映像で今までご紹介していなかったものを今回下にご紹介しておきます。これは今年の夏の映像だろうと思います。



このハバルは母親であるシモーナよりも父親であるウランゲリに似てきたように思います。問題は彼の将来のパートナーですが、それを選定するのは非常に大変だろうと思います。ノヴォシビルスク動物園のゲルダの子供たちをハバルのパートナーにすることができないわけで、私にはちょっと考えてもハバルのパートナー候補について適当な名前を挙げることができません。

(資料)
Зоосад "Приамурский" имени В.П. Сысоева (Nov.28 2017 - Белый медведь Хабар зоосада «Приамурский» им. В.П. Сысоева отпраздновал свое трехлетие)
Министерство культуры Хабаровского края (Nov.29 2017 - Три года исполнилось белому медведю Хабару - обитателю зоосада "Приамурский" им. В.П. Сысоева)
Молодой дальневосточник XXI век (Nov.29 2017 - В Хабаровском районе белому медведе Хабару на трехлетие подарили морковный пирог)

(過去関連投稿)
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by polarbearmaniac | 2017-11-30 00:30 | Polarbearology

ロシア北東部 ヤクーツク動物園のコルィマーナが娘ハールチャーナとの別れが迫ったことを直感的に理解

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ハールチャーナ (Белый медвежонок Хаарчаана)
Photo(C)Якутское-Саха Информационное Агентство

ロシア北東部サハ共和国のヤクーツク動物園で昨年2016年の11月30日にコルィマーナ (Колымана) お母さんから誕生した雌(メス)のハールチャーナ (Хаарчаана)は間もなく満一歳となりますが、いよいよ彼女がサンクトペテルブルクのレニングラード動物園に旅立つ日が迫ってきています。12月6日に出発する予定です。あと約一週間、この親子の最後の姿を見ることができるのでお別れに来てくださいということをヤクーツク動物園はメディアを通じてファンに呼びかけています。(*後記 - ホッキョクグマの飼育展示場は29日で閉鎖されたそうです。ハールチャーナの出発準備のためだそうです。)この下の映像はコルィマーナとハールチャーナの母娘の今までを振り返った映像ですが、コルィマーナが野生孤児としてヤクーツク動物園で保護された直後の映像やハールチャーナの父親であるロモノーソフの姿やロモノーソフとコルィマーナの同居開始の映像なども挿入されたなかなか見事な記録です。



この映像によりますとハールチャーナのサンクトぺテルブルクへの移動にはヤクーツク動物園の二名のスタッフが同行するということで直行便で移動すると語られています。移動用の金属製のケージはレニングラード動物園からすでにヤクーツク動物園に輸送されており、これはロモノーソフがレニングラード動物園からヤクーツク動物園に移動した際に用いられたケージのようです。レニングラード動物園のスキーバ園長への電話インタビューではハールチャーナは到着後まず検疫に入るということや、ウスラーダとは今後も別居にする意向であることも語られています。ウスラーダはハールチャーナにとっては血統的には祖母であるものの、全く異なる性格を持つ別個のホッキョクグマであることを同居させない理由として考えているようです。
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コルィマーナとハールチャーナ
Photo(C)Якутское-Саха Информационное Агентство

それからさらに興味深いのは、母親であるコルィマーナは自分の最初の子供であるハールチャーナと間もなく別れなければならないことを母親としての鋭敏な直感で理解しているようだと語られていることです。私は札幌のララがまさにそういう気持ちを持っていたらしいことを実際に感じたことがありますが、こういうことは十分に有り得る話であり、私はこのヤクーツク動物園のスタッフの話の内容を強く支持したいと思います。こういった、ある種の東洋的感覚は欧米やロシアでは理解できないだろうと思いますが、ヤクーツク動物園のヤクート人のスタッフつまり非欧米的・非ロシア的感性を持つ人々にとっては感じ取ることのできるものだろうと思います。

(資料)
НВК САХА (Nov.25 2017 - Белый медвежонок Хаарчаана готовится к переезду в Санкт-Петербург)
SakhaNews (Nov.27 2017 - Якутян приглашают попрощаться со знаменитым медвежонком.)
Комсомольская Правда (Nov.29 2017 - Медведицу Хаарчаану готовят к отправке в Петербург)
Якутское-Саха Информационное Агентство (Nov.29 2017 - Через неделю Колыману и Хаарчаану разлучат навсегда)

(過去関連投稿)
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ロシア・ヤクーツク動物園のハールチャーナの将来 ~ ロシア・ホッキョクグマ界の期待の星
ロシア北東部・サハ共和国、ヤクーツク動物園のコルィマーナとハールチャーナの親子関係考察の難しさ
ロシア・ヤクーツク動物園のハールチャーナが11月にサンクトペテルブルクのレニングラード動物園へ
ロシア・サハ共和国、ヤクーツク動物園のハールチャーナが間もなく満一歳へ
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園がヤクーツク動物園のハールチャーナの12月来園を告知
*以下、ヤクーツク動物園のコルィマーナ関連)
ロシア極北・サハ共和国(ヤクーチア)のコルィマ湾でホッキョクグマの赤ちゃんが保護される
ロシア極北・サハ共和国(ヤクーチア)で保護された孤児の赤ちゃんがヤクーツク動物園へ
ロシア極北・サハ共和国(ヤクーチア)で保護された孤児の赤ちゃんが無事にヤクーツク動物園に到着
ロシア極北・サハ共和国で保護された孤児の赤ちゃん、「コルィマーナ」と命名される
ロシア極北・サハ共和国のヤクーツク動物園で保護されているコルィマーナが一般公開となる
ロシア極北・ヤクーツク動物園のコルィマーナのパートナーはレニングラード動物園のロモノーソフに決定か?
ロシア極北・サハ共和国のヤクーツク動物園に到来した夏 ~ コルィマーナの近況
ロシア極北・ヤクーツク動物園のコルィマーナが11月に新飼育展示場へ移動
ロシア極北・ヤクーツク動物園のコルィマーナに地元航空会社のヤクーチヤ航空より支援の手
by polarbearmaniac | 2017-11-29 06:00 | Polarbearology

エストニア・タリン動物園のアロンの満一歳の誕生会、そしてノラの故郷での最後の誕生会

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アロン (Aron) Photo(C)Валерий Смирнов
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ノラ (Nora) Photo(C)Валерий Смирнов
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ノルト (Nord) Photo(C)Валерий Смирнов

エストニアのタリン動物園で昨年2016年の11月26日にフリーダお母さんから誕生した雄(オス)のアロン(Aron)が満一歳となり、その誕生祝いが日曜日の26日に同園で開催されました。それと同時にアロンの姉であるノラ(Nora)の4歳の誕生日とアロンの父であるノルトの16歳の誕生祝いも同時に行われました。フリーダとアロンの親子には網かごの中に入れら得た鮭のプレゼントがあり親子はたちまちその鮭をたいらげてしまい、その後に網かごをおもちゃにして遊び始めたようです。この誕生会の様子を報じる地元TVニュースを見てみましょう。以下をワンクリックして下さい。
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以下の映像はニュース映像ではありませんが、なかなかうまく誕生祝いの日の映像がまとめられていて素晴らしいと思います。来月のクリスマス前にはウィーンのシェーンブルン動物園に移動する予定であるノラの姿も映っています。彼女にとっては故郷タリンで迎えた最後の誕生日ということになります。



もう一つ、これはロシアの報道の映像です。以下をワンクリックして下さい。
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それからこの下はノルトですが、以前にも触れていた彼の脚の傷は治癒していないように見えますね。タリン動物園はちゃんとこういったことに対して対応する必要があります。こういった傷を甘く考えてはいけないのです。


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Photo(C)Рене Сууркаэв, ERR

さて.....この満一歳になったアロンですが血統的に言えばララファミリーの雌(メス)の個体のパートナーとするのに理想的なのですが、彼はロストック系ではないので欧州においても比較的少ない血統ですので彼はあと一年間はフリーダと暮らすものの、その後はやはり欧州域内の動物園に移動するでしょう。アロンの母親であるフリーダはウスラーダの母であるカザン市動物園のディクサの孫なのですがフリーダにはアンデルマ(そしてメンシコフ)の血は入っていませんのでアロンをララファミリーのパートナーにすることに問題はないわけです。ノヴォシビルスク動物園のロスチクとタリン動物園のアロンとを比較するとアロンの方が血統的な優位性がはるかに大きい(つまり血統上の孤立度が高い)わけで、こういったあたりがロスチクがノヴォシビルスク動物園で待機状態を強いられる要因の一つとなっているであろうことは十分に想像が付きます。

(資料)
Tallinna Loomaaed (Jääkaru KKK)
Новости ERR (Nov.26 2017 - ФОТО и ВИДЕО: в Таллиннском зоопарке отметили день рождения трех белых медведей)
ETVpluss (Nov.26 2017 - В Таллиннском зоопарке отпраздновали день рождения белых медведей)
Sputnik Эстония (Nov.26 2017 - День рождения белых мишек в таллиннском зоопарке) (Nov.27 2017 - В Таллинне отметили дни рождения белых мишек) (Nov.27 2017 - Дни рождения белых медведей в Таллиннском зоопарке)

(過去関連投稿)
バルト海沿岸・エストニアのタリン動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!
エストニア・タリン動物園で誕生の赤ちゃんが生後10日目となる ~ ノラとノルトの誕生会が開催
エストニア・タリン動物園で誕生の赤ちゃんが生後3週間が経過 ~ 飼育マニュアルを無視した同園の謎
エストニア・タリン動物園で誕生の赤ちゃんが生後4週間が経過 ~ 映像から伝わってくる安定感
エストニア・タリン動物園の赤ちゃん、生後二ヶ月が経過 ~ 秋には新飼育展示場へ移動
エストニア・タリン動物園で誕生の赤ちゃんが生後12週間経過へ ~ 寝心地の悪そうな産室
エストニア・タリン動物園の赤ちゃんは雄(オス)と判明 ~ 一般公開は3月5日からの予定
エストニア・タリン動物園で誕生の雄(オス)の赤ちゃんがフリーダお母さんと戸外に登場 ~ 見事な映像記録
エストニア・タリン動物園のフリーダお母さんと赤ちゃんの追加映像 ~ お披露目は本日のイベントでの予定
エストニア・タリン動物園の「国際ホッキョクグマの日」 ~ 赤ちゃんの一般へのお披露目
エストニア・タリン動物園の雄(オス)の赤ちゃんの名前が「アロン (Aron)」に決まる
エストニア・タリン動物園で誕生の赤ちゃんアロンとフリーダお母さんに与えらえた大量の雪
エストニア・タリン動物園で誕生のアロンとフリーダお母さんの近況 ~ 将来の立ち位置が微妙な同園
エストニア・タリン動物園の雄(オス)のアロンの成長 ~ 性格判断の難しさ
エストニア・タリン動物園で秋の新飼育展示場オープンを待つホッキョクグマたち
エストニア・タリン動物園のフリーダとアロンの親子が完成した飼育展示場へ移動
エストニア・タリン動物園の新飼育展示場にフリーダとアロンの親子が初めて登場 ~ 落ち着かない親子の様子
エストニア・タリン動物園、苦節36年の果てに悲願の新ホッキョクグマ飼育展示場が完成
エストニア・タリン動物園の新ホッキョクグマ飼育展示場が公式にオープン ~ 日に日に環境に慣れる親子
エストニア・タリン動物園に降った雪、そしてフリーダと間もなく満一歳になるアロンの親子の様子
エストニア・タリン動物園、新しい飼育展示場で伸び伸びと行動するフリーダとアロンの親子
エストニア・タリン動物園のノルトが新飼育展示場への園内移動に必死に抵抗 ~ 「住めば都」の狭い旧展示場
by polarbearmaniac | 2017-11-29 01:00 | Polarbearology

デンマーク・オールボー動物園のヌカとキラクの姉妹が満一歳となる ~ 愉快で楽しい姉妹の確かな成長

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ヌカ (Nuka) とキラク (Qilaq) Image:Aalborg Zoo

昨年2016年の11月26日にデンマークのオールボー動物園でメーリクお母さんから誕生した二頭の雌(メス)であるヌカ (Nuka) とキラク (Qilaq) が満一歳となりました。本当に早いものです。このヌカとキラクについては私は7月に実際にオールボー動物園で会ってきましたが実に愉快な姉妹だと思いました。彼女たちの心の動きは比較的ストレートに行動に現れてくるところに大いに親しみを感じたわけです。この訪問については過去関連投稿を御参照下さい。

この姉妹は現在では体重が共に約120kgsになっているそうです。このヌカとキラクは実は三つ子として生まれていたわけですが、一頭が産室内で比較的早い時期に死亡してしまたっため実質上は双子姉妹と呼んでも差し支えないわけです。この二頭の昨日の映像が公開されています。下をワンクリックしていただくと開始画面に飛びます。メーリクお母さんとヌカとキラクの楽しそうな映像です。
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下は三週間ほど前に公開された映像ですが外部からの刺激に反応するこの姉妹の姿はおもしろいですね。ワンクリックしていただくと開始画面があらわれます。
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この姉妹はまだ一歳になったばかりですしメーリクお母さんのパートナーだったラルスが亡くなってしまいましたのでメーリクの次のパートナーが何時得られるかの見通しもまだありません。ですからこの姉妹のメーリクお母さんとの同居はさらにこれから二年間ほど続くでしょう。仮に一頭が雄(オス)ですと力が強くなって母親を悩ませる存在になるわけですが二頭の雌(メス)の場合はそういったことはないわけです。この親子の楽しい日々はまだまだ続くでしょう。

(過去関連投稿)
デンマーク・オールボー動物園でホッキョクグマの赤ちゃん(複数)誕生! ~ メーリクが出産
デンマーク・オールボー動物園で誕生の赤ちゃんは三つ子であることが判明!
デンマーク・オールボー動物園で誕生の三つ子の赤ちゃん、最初にして最大の関門を全頭で通過するか
デンマーク・オールボー動物園で誕生の三つ子の赤ちゃん、一頭が最初の関門を突破できず死亡
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、元気に生後三週間が経過
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後40日目へ ~ ライブ映像配信と短時間映像の関係
デンマーク・オールボー動物園で誕生の二頭の赤ちゃんは生後六週間目に入り、取っ組み合いも始める
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後7週間が経過
デンマーク・オールボー動物園で産室内で育児中のメーリクに特別給餌が行われる
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃん、生後70日目となる
デンマーク・オールボー動物園の赤ちゃんが遂に姿を見せる ~ 屋外登場を母親の意思に任せた同園
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんがメーリクお母さんと一緒に遂に屋外に登場!
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんへの母親メーリクの厳しい監視の集中力
デンマーク・オールボー動物園のメーリクお母さんと二頭の赤ちゃんの姿 ~ 注目すべき同園での性別判定
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんの性別はいずれも雌(メス)と発表
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんが大きなプールのある飼育展示場に登場
デンマーク・オールボー動物園の二頭の雌(メス)の赤ちゃんたちが遂に泳ぎ始める
デンマーク・オールボー動物園の二頭の雌(メス)の赤ちゃんの健やかな成長
デンマーク・オールボー動物園の雌(メス)の二頭の赤ちゃんが生後半年となる ~ 小さなドラマの連続
デンマーク・オールボー動物園で誕生の二頭の雌(メス)の赤ちゃんの命名投票が始まる
デンマーク・オールボー動物園の二頭の赤ちゃんの名前が "ヌカ(Nuka)" と "キラク(Qilaq)" に決まる
(2017年7月 オールボー動物園訪問記)
・6年振りのオールボー動物園訪問 ~ 伸び伸びと暮らすホッキョクグマ親子
・ラルス、その実年齢以上に老けて見える「仕事師」の素顔
・ヌカ (Nuka)とキラク (Qilaq)、生後八か月のその美しき姉妹の行動の違い ~ 「見栄っ張り」と「情熱家」
・オールボー動物園訪問二日目 ~ ホッキョクグマ親子にたっぷりとある時間
・どちらがヌカ (Nuka) でどちらがキラク (Qilaq) なのか?
・メーリクお母さん、母親としての優れた管理能力を発揮
・オールボー動物園訪問三日目 ~ 疲れ気味の日曜日にもヌカとキラクの姉妹の濃厚な時間は流れる
・ヌカちゃん、キラクちゃん、メーリクお母さん、ラルスさん、お元気で!
by polarbearmaniac | 2017-11-28 01:00 | Polarbearology

ロシア・ペルミ動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 残念ながら食害で死亡するも来年への期待

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ミルカ(ユムカ)(Белая медведица Милка/Юмка)
(2017年7月20日撮影 於 ペルミ動物園)
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産室内のミルカ(ユムカ) Photo(C)Пермский зоопарк

ロシア・ウラル地方のペルミ動物園が本日17日付けで発表したところによりますと、同園で飼育されている4歳の雌(メス)のミルカ(ユムカ)が11月14日の夜に一頭の赤ちゃんを出産したそうです。出産の直前にミルカ(ユムカ)は産室内を歩き回るということを四時間も続け、そして出産に至ったようですが、モニターカメラの映像の端の場所での出来事であったためカメラは赤ちゃんの姿を捉えることはできなかったそうです。そこで残念なことにその後になって食害が行われてしまったそうです。何故ミルカ(ユムカ)がその行為を行ったかについては原因は特定できないとのことですが、しかしそれはやはりミルカ(ユムカ)の母親としての若さゆえの経験の欠如といったことに同園の複数のスタッフの意見は傾いているようです。尚、翌朝に赤ちゃんの体の一部が産室で見つかったとのことです。以前にもご紹介していますが仮に4歳で繁殖に成功していたならば最年少出産成功のタイとなっていたはずです。
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(出典)"Reproductive trends of captive polar bears in North American zoos: a historical analysis" (Figure 2 - Age distribution of dams and sires at time of litter birth.)

本日になってミルカ(ユムカ)は飼育展示所に復帰し、アンデルマやセリクと再び顔を合わせたとのことです。アンデルマは飼育展示場に復帰したミルカ(ユムカ)を受け入れてうれしそうに歩き回っているとのことです。
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Photo(C)Пермский зоопарк

非常に残念ではありますが将来への大きな可能性を実感できるニュースです。ミルカ(ユムカ)は今回の出産時点ではまだ4歳であり来月にやっと5歳になるという年齢なのですが、私は今年のシーズンはやはり繁殖成功は難しいだろうと思っていました。しかしミルカ(ユムカ)にせよ彼女のパートナーである同年齢のセリクにせよ完全に繁殖能力が証明されたということです。ペルミ動物園からはますます眼が離せなくなりました。実はここ数日私はペルミ動物園でホッキョクグマの赤ちゃんが誕生したらしいことは間違いないと感じていました。あまりこういうことを書いてはマズイとは思うのですが、担当飼育員さんのSNSの投稿がある時期から止まってしまったわけで、私は多分これはミルカ(ユムカ)に出産があったからだろうと思ったわけです。それから冒頭のペルミ動物園の産室内の写真ですが、この産室でホクト(姫路)やゴーゴ(白浜)が誕生したわけで、感慨深いものがあります。ペルミ動物園はロシアの地方都市の小さな動物園です。施設の環境も決して十分とは言えません。HPも素朴で簡素なものです。しかしミルカ(ユムカ)の出産に向けての準備の状態なとを簡潔に、そして的確に伝えてきました。今回の発表もミルカ(ユムカ)の飼育展示場への復帰というタイミングで彼女の出産の事実とその後についてファンに情報を伝えるというセンスの良さです。「温かく見守ってください。」などといったことよりも私にはこうしたペルミ動物園の淡々として素っ気ないほどに簡潔に、しかし的確に的を射た情報を発信する姿勢を大いに支持したいと思います。


出産が期待されていたミルカ(ユムカ) - Is Yumka (Milka - Белая медведица Милка в Пермском зоопарке) the Polar Bear at Perm Zoo expecting her first offspring at the end of this year ?   (Jul.19 2017)

(資料)
Пермский зоопарк (Nov.17 2017 - Белые медведи в ноябре)
Аргументы и Факты (Nov.17 2017 - В Пермском зоопарке погиб детёныш белого медведя)
Сайт города Пермь 59.ru (Nov.17 2017 - В пермском зоопарке погиб детёныш белого медведя)
Комсомольская Правда (Nov.17 2017 - В Пермском зоопарке белая медведица растерзала своего детеныша)

(過去関連投稿)
ロシア・ペルミ動物園の歴史を物語る貴重な写真 ~ ペルミ州知事が公開のコレクションより
ロシア・ペルミ動物園で一般公開された生後3ヶ月のゴーゴ(現・天王寺動物園)の様子
ロシア・ペルミ動物園が年齢不詳のアンデルマの生年は1984年と公式見解を発表 ~ アンデルマの実年齢は32歳
ロシア・ペルミ動物園の90周年を記念した同園の紹介映像 ~ 日本のファンに是非お勧めしたい同園への訪問

(*ユムカ、セリク、アンデルマの三頭同居)
ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園でアンデルマとユムカ、そして野生孤児セリクの3頭同居は順調な滑り出し
ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園でのアンデルマ、ユムカ、セリクの三頭同居は大きな成果を上げる
ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園でのアンデルマ、ユムカ、セリクの三頭同居の近況 ~ 最新の映像が公開
ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園のアンデルマ、ユムカ(ミルカ)、セリクの近況
ロシア・ウラル地方 ペルミ動物園、初冬のユムカ、セリク、アンデルマの姿 ~ 調和のとれた関係
ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園で夏期恒例のホッキョクグマへの活魚のプレゼント始まる
ロシア・ウラル地方、ペルミ動物園の「ホッキョクグマの日」のイベントで訓練の様子が公開される
ロシア・ペルミ動物園の「国際ホッキョクグマの日」 ~ アンデルマ、ユムカ、セリクと来園者たち
ロシア・ペルミ動物園でセリクとユムカ(ミルカ)が後見役のアンデルマの影響からの独立を指向へ
ロシア・ウラル地方 ペルミ動物園で夏期恒例の活魚のプレゼント始まる ~ ロシア最長老のアンデルマ健在!
ロシア・ウラル地方 ペルミ動物園の三頭のホッキョクグマたちの日常の小さなドラマ
ロシア・ペルミ動物園がミルカ(ユムカ)の妊娠・出産の可能性を言及 ~ 無名の彼女が脚光を浴びる日を期待
ロシア・ペルミ動物園が間もなくミルカ(ユムカ)の出産準備体制移行へ ~ 運気を引き寄せる流れに乗る同園
ロシア・ペルミ動物園のミルカ(ユムカ)が産室へ ~ ゴーゴ誕生以来13年振りの赤ちゃん誕生なるか?
by polarbearmaniac | 2017-11-27 14:00 | Polarbearology

ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの誕生会が開催 ~ 彼の名前の由来について

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ウド (Белый медведь Уд) Photo(C)Северский зоопарк

ロシアの地方都市の小さな動物園、それも飼育環境がお世辞にも良好とは言えない動物園でひっそりと暮らしているホッキョクグマのニュースを追っていきますと彼らには深い同情を感じるものの。その一方で彼らの持つふてぶてしさとでもいったものに気が付き、ある種の安堵感のようなものを感じてしまいます。しかしそういったことは彼らの現状について嘆くことを一時的ではあれ止めてくれるものの、一方でそれは単なる人間の側の正当化にしか過ぎないわけです。ロシア・西シベリアの閉鎖都市であるセヴェルスクの動物園で一頭で暮らす雄(オス)のホッキョクグマであるウドについて私はいつも気に懸けています。
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このウドの26歳の誕生会が19日にセヴェルスク動物園で開催されたそうです。この誕生会を支援したのはロシアにおける飼育下のホッキョクグマたちを援助しているロスネフチ社だそうですが、誕生会そのものはいたって素朴なイベントではゲームなどが行われ地元の子供たちの交流会といった趣きだったようです。もちろん主役のウドには好物が入った氷のケーキがプレゼントされたようです。
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ウドの誕生会に動物園を訪れた人々
Photo(C)Северский зоопарк

セヴェルスク動物園はこの「ウド」という名前の由来を説明しています。彼はカザン市動物園生まれで母親はあの「伝説の名ホッキョクグマ」であったディクサ (1973 ~ 2006) であり父親はウムカ (1974~1998)であるということですから、このウドはあのレニングラード動物園のウスラーダの弟でありカザン市動物園のマレイシュカの兄にあたるわけです。この両親の名前の一部を組み合わせたのが「ウド (Умка+Дикса)」という名前であるとセヴェルスク動物園は述べています。こういったカザン市動物園のホッキョクグマの命名のやり方は以前にユムカ(現在ペルミ動物園で飼育されミルカと改名)が誕生した時にすでにご紹介していました。「ロシア連邦 ・タタールスタン共和国、カザン市動物園の赤ちゃんの命名は最終的にネット投票へ」、及び「ロシア連邦 ・タタールスタン共和国、カザン市動物園の雌の赤ちゃんの名前が 「ユムカ 」 に決定!」という二つの投稿を御参照下さい。カザン市動物園はユムカの命名に際して父親であるユーコンと母親であるマレイシュカの名前を組み合わせて「ユムカ (Юмка = Юкон+Малышка)」としたわけです。ところがいざこのユムカがペルミ動物園に移動になるとペルミ動物園は彼女の到着した日に「ミルカ」と改名してしまいました。これは全く感心できないことでした。セヴェルスク動物園のウドの場合はそういった改名がなされなかたっために「ウド」という名前は現在でも維持されているということです。

ウドももう26歳ですか....。 どうかこれからも元気でいてほしいと思います。

(資料)
Северский зоопарк (Nov.13 2017 - День рождения белого медведя) (Nov.18 2017 - Зимняя рыбалка)
(Nov.21 2017 - День рождения Уда) (Nov.21 2017 - День рождения Уда)
ЗАТО Говорим (Nov.18 2017 - Уд зовет на день рождения)

(過去関連投稿)
ロシア・セヴェルスク動物園で空腹に悩むホッキョクグマ ~ 地方小都市動物園の窮状
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドに差し入れによるご馳走のプレゼント
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で暮らすウドの避暑 ~ 新動物園計画への子供たちの夢
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドに地元企業から救いの手
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドに市民からおもちゃのプレゼント
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で初めて開催される 「ホッキョクグマの日」 の催し物
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園の「プール開き」 ~ ひっそりと暮らすカイとロッシーの叔父のウド
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で暮らすウドの近況 ~ 光の当たらぬロシア地方都市の小動物園
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園に訪れた春 ~ プール開きの日のウド
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの元気な姿と同園の飼育環境改良への努力への声援
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの近況 ~ 冬の寒波到来で豊富な種類の給餌
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドは健在 ~ 同園開園50周年のイベントが開催
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドのニンジンとレタスを給餌の最初に食べる風変わりな嗜好
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドのおもちゃ調達に苦労する同園 ~ 市民に提供を呼びかけ
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの夏の日 ~ 充実したロスネフチ社の支援プログラム
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドへの活魚のプレゼント ~ エンリッチメントとしての位置付け
by polarbearmaniac | 2017-11-27 00:30 | Polarbearology

ロシア南部・ロストフ動物園の5歳になったコメタが本格的に挑んでいく繁殖の舞台

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コメタ (Белая медведица Комета/Eisbärin Kometa)
Photo(C)Ростовский Зоопарк

数々の素晴らしいホッキョクグマが飼育されているロシアの動物園で最も不安定な関係のあるのがロシア南部の都市であるロストフ・ナ・ドヌの動物園に暮らす24日に5歳となった雌(メス)のコメタと野生出身の15歳となる雄(オス)のテルペイ(ヤクート)のペアだろうと思います。年齢が10歳も離れているペアというのはロシアの動物園では非常に稀な存在です。この二頭は来年のシーズンから本格的に繁殖を試みられることとなるはずですが、このペアに十歳という年齢差に生じたことには複雑な理由があります。その多くは、この地域独特の複雑な人間関係・社会関係に原因があるわけです。御興味のある方は過去関連投稿を御参照下さい。ただし理解していただくにはかなりの忍耐力が必要となります。

コメタはチェコのブルノ動物園で2012年11月にあのコーラお母さんから誕生した双子のうちの一頭です。ロストフ動物園は数年前、どうしてもホッキョクグマの若いペアを導入したくてモスクワ動物園に泣きついたわけですが、結局は雌(メス)のコメタしか入手できなかったという事情があります。このあたりの経緯は実に複雑で、これを追っていくことはホッキョクグママニア冥利に尽きるほどの謎解きが必要だったわけです。
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コメタ Photo(C)Ростовский Зоопарк

さて、そのコメタに降ってわいたように出現したのがペルミ動物園で飼育されていたテルペイ(ヤクート)でした。当時ペルミ動物園は雄(オス)の野生孤児を保護・飼育することとなったわけですが、それがセリクです。そのセリクのパートナーとなることが決まったのは彼と同年齢であるカザン市動物園の雌(メス)のミルカ(ユムカ)でした。そういったことでペルミ動物園ではホッキョクグアの飼育スペースが足りなくなり、その結果としてテルペイ(ヤクート)が5年間の契約でロストフ動物園に預けられたというわけです。そのテルペイ(ヤクート)がなし崩し的にミルカ(ユムカ)のパートナー候補となったわけでした。ペルミ動物園が述べるには、コメタとテルペイ(ヤクート)の相性が良くて繁殖に成功すればこのペアの解消はなく、また相性が良くない場合にロストフ動物園がテルペイ(ヤクート)以外の雄(オス)の個体を探してコメタのパートナーにしようという場合はペルミ動物園はテルペイ(ヤクート)を連れ戻すという意向だそうです。ペルミ動物園も新しい動物園が完成すればホッキョクグマの飼育展示場のスペースに余裕ができテルペイ(ヤクート)が戻ってきても大丈夫だという自信があるからでしょう。私としてはコメタのパートナーは年齢的にペンザ動物園のベルィが適していると思うのですが、そうなるとコメタがペンザ動物園に移動するかベルィがロストフ動物園に移動してくるかのどちらかなのですが後者はありえないだろうと思っています。

さて、いろいろな事情はありますがコメタは来年から繁殖の成功を担ってテルペイ(ヤクート)との本格的な同居が行われるだろうと思います。最近のコメタの映像をご紹介しておきます。



さて、私が何故このようなロシアの地方都市の動物園におけるホッキョクグマの繁殖に興味を持ち続けているかと言えば、それはノヴォシビルスク動物園のロスチクの今後の動向を探っていくためにこれらは関係があると思うからです。さらに、このコメタはあの熊本のマルル、徳島のポロロという双子姉妹と同じ年齢です。こういった同じ年齢の若年個体が、どう繁殖に挑んでいくかということを見守っていきたいと思うからです。

(資料)
КИБ (Nov.24 2017 - Ростовский зоопарк белый медведь Комета: Белые медведи содержатся в Ростовском-на-Дону зоопарке с 1953 года)

(過去関連投稿)
(*コメタ関連)
ロシア南部・ロストフ動物園とウクライナ・キエフ動物園との間の紛争 ~ 「ホッキョクグマ詐欺」事件の概要
チェコ・ブルノ動物園のコメタがロシア・ロストフ動物園へ ~ ブルノ、モスクワ、ロストフの巧妙な三角関係
チェコ・ブルノ動物園の双子の雄のナヌクがウクライナ・ムィコラーイウ動物園へ移動か?
チェコ・ブルノ動物園のコメタのロシア・ロストフ動物園への移動が大幅に延期 ~ 複雑な背景を読み解く
チェコ・ブルノ動物園のコメタとナヌクの将来への不安 ~ 忍び寄るロシアとウクライナの紛争の暗い影
チェコ・ブルノ動物園のコメタが4月にロシア・ロストフ動物園へ ~ 表向きのニュースの裏側を探る
チェコ・ブルノ動物園のコメタがロシア・ロストフ動物園に向けて出発 ~ 双子に遂に別れの日来る
チェコ・ブルノ動物園のコメタがロシアのロストフ・ナ・ドヌに無事到着 ~ 早速ロストフ動物園へ

(*テルペイとコメタ関連)
ロシア最大の石油会社 ロスネフチがロシアの動物園の全ホッキョクグマへの援助・保護活動開始を表明
ロシア南部 ロストフ動物園のテルペイとコメタの飼育展示場改良工事にロスネフチ社が資金援助
ロシア・ロストフ動物園のテルペイとコメタの近況 ~ ノヴォシビルスク在住のファンの方の映像
ロシア南部・ロストフ動物園のコメタとテルペイとの新ペア ~ 飼育展示場改造による30年振りの繁殖への期待
ロシア・ロストフ動物園のコメタの飼育展示場改造工事は6月に終了の見通し ~ ホッキョクグマを支えるもの
ロシア南部 ・ ドン河下流のロストフ動物園のコメタの飼育展示場の改造工事が終了
ロシア・ロストフ動物園のホッキョクグマたちの一日 ~ ロストフ・ナ・ドヌは欧州とロシアで最も危険な街?
ロシア・ロストフ動物園のコメタの近況 ~ 個体にロシアのファンの関心が深まる

(*2015年9月 ロストフ動物園訪問記)
ロストフ動物園へ ~ サーカス出身のホッキョクグマ、イョシ(Ёши)との5年ぶりの再会
イョシ(Белый медведь Ёши) 、素顔とその性格
ロストフ動物園二日目 ~ 好男子テルペイ(Терпей)との二年ぶりの再会
テルペイ(Белый медведь Терпей)、その素顔と性格
(*2017年8月 ロストフ動物園訪問記)
真夏の猛暑のロストフ動物園、テルペイとコメタのそれぞれの暑さしのぎ ~ "How to live with summer heat"
テルペイ (Белый медведь Терпей)、その将来の不安定性
コメタ (Белая медведица Комета) 、その素顔と性格
ロストフ動物園訪問二日目、36℃を示した温度計 ~ テルペイ (ヤクート)とコメタに幸あれ!
by polarbearmaniac | 2017-11-26 00:30 | Polarbearology

ホッキョクグマを飼育している日本の都市とホッキョクグマを飼育している海外の都市との姉妹都市関係

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ララ (Белая медведица Лара/Eisbärin Lara)
(2015年5月31日撮影 於 札幌・円山動物園)
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ゲルダ (Белая медведица Герда/Eisbärin Gerda)
(2014年9月13日撮影 於 ノヴォシビルスク動物園)

報道によれば、大阪市の吉村市長は大阪市とアメリカのサンフランシスコ市との姉妹都市の提携を解消する意向を表明しているそうです。この「姉妹都市 (sister city)」という用語の定義はかなりあいまいですが文化交流や親善を目的とした地方同士の関係を指すものだそうで法的に根拠のあるものではないようです。海外の都市と姉妹都市の関係を結んでいる日本の都市で、現時点においてその両都市にホッキョクグマが飼育されている施設がある都市を調べてみますと以下のようになります。括弧内はその施設の名称です。尚、中国の都市は除いておきます。また、現在問題になっている大阪市とサンフランシスコ市との関係も除いておきます。また、姉妹都市ではなく単なる「友好都市(これも定義が不明確ですが)」については除いておきます。

札幌市    ノヴォシビルスク市(ノヴォシビルスク動物園
       ミュンヘン市   (ヘラブルン動物園
帯広市    マディソン市   (ヘンリー・ヴィラス動物園
東京都    モスクワ市(モスクワ動物園)、 
       ニューヨーク市(ブロンクス動物園
       ベルリン市(ベルリン動物園ベルリン動物公園)、
横浜市    サンディエゴ市 (サンディエゴ動物園
浜松市    ロチェスター市 (セネカ動物園
豊橋市    トレド市    (トレド動物園
大阪市    サンクトペテルブルク市(レニングラード動物園) 
       サンパウロ市(サンパウロ水族館
神戸市    リガ市(リガ動物園

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シルカ (Белая медведица Шилка/Eisbärin Shilka)
(2015年5月14日撮影 於 大阪・天王寺動物園)
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ウスラーダ (Белая медведица Услада/Eisbärin Uslada)
(2014年5月3日撮影 於 サンクトペテルブルク、レニングラード動物園)

大阪市がサンクトペテルブルク市と姉妹都市の関係にあるとは調べてみて初めてわかりました。これは意外でした。ただしかし、この姉妹都市という関係そのものに多くの意味があるわけではなく、何か行事があっても一般市民はほとんど関心を持たないだろうとは思います。ましてやホッキョクグマに関してこの姉妹都市の関係が何かの影響をもたらすかといえばそれは考えにくいでしょう。何故ならホッキョクグマの個体交換などは姉妹都市の関係によって行われるのではなく血統によって行われるようになっているからです。

ただし、一つだけ例外的な事例が生じる可能性が最近なかったわけではありません。それは、仮に大阪のシルカが雄(オス)であり、そして円山動物園がノヴォシビルスク動物園からその雄(オス)の入手を希望したいと考えたとすれば、札幌市長からノヴォシビルスク市長へのルートを経て入手を容易にしたであろう可能性は十分にあったでしょう。姉妹都市としての交流事業でノヴォシビルスク動物園の故シロ園長は円山動物園を訪問したことがあったはずです。札幌市とロシアのノヴォシビルスク市との姉妹都市関係は、なかなか実りあるものになっているようです。札幌市の「札幌・ノボシビルスク姉妹都市提携25周年記念誌」というページを開いていただき、そこからさらにいくつかの pdfファイルを覗いてみて下さい。

(資料)
札幌市 - 札幌・ノボシビルスク姉妹都市提携25周年記念誌
by polarbearmaniac | 2017-11-25 00:30 | Polarbearology

フィンランド・ラヌア動物園のシスが満一歳となる

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シス Photo(C)Ranua Zoo

フィンランドのラヌア動物園で昨年2016年の11月25日にヴィーナスお母さんから誕生した雄(オス)のシス (Sisu)が満一歳となりました。ラヌア動物園は11月21日にこのシスが一歳になったとSNS上で述べていますので、あるいはその日を正式な誕生日としているのかもしれません。まああまり大した問題ではないように思います。このシスについては前回2011年に同園で誕生したランツォの時と比較するとラヌア動物園もメディアの報道も非常に冷静であり記事はかなり少ないように感じます。当事者にとっては「二番手」といった認識なのでしょうか。満一歳の誕生日にも特別のイベントは行われなかったようです。ラヌア動物園は都市型の動物園ではありませんのでファンも頻繁に訪問するという場所ではないためか写真や映像の数も他園の幼年個体と比較すると数は少ないようです。ごく先日に撮影されたシスの映像をご紹介しておきます。以下をワンクリックして下さい。
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このシスの父親であったマナッセは8月に亡くなっていますのでヴィーナスにはパートナーのいない状態です。そういうこともあってこのシスのヴィーナスお母さんとの同居期間はおそらく3年間になるのではないでしょうか。

(資料)
Yle (Sep.4 2017 - Ranuan jääkarhunpennun nimeksi Sisu – esitettiin myös Saulia, Satkua ja Suloa)

(過去関連投稿)
フィンランド・ラヌア動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 繁殖計画の成果を積み上げる欧州
フィンランド・ラヌア動物園での赤ちゃん誕生の瞬間の映像が公開
フィンランド・ラヌア動物園で誕生の赤ちゃん、生後7週間目に入り立ち上がって歩き始める
フィンランド・ラヌア動物園で誕生の赤ちゃん、生後50日が経過
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃん、生後二ヶ月が経過
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんが外界に興味を持つ ~ 入り込んだ雪を取り除くヴィーナスお母さん
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんが生後13週間が経過 ~ 親子での屋外登場を待つばかり
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんの性別は雄(オス)と判明 ~ 水曜日3月15日に屋外登場の予定となる
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんが遂にヴィーナスお母さんと共に屋外に登場
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんとヴィーナスお母さんの近況 ~ 雪の上で過ごす五時間の毎日
フィンランド・ラヌア動物園の雄(オス)の赤ちゃんの近況 ~ 命名を急がない同園
フィンランド・ラヌア動物園の雄(オス)の赤ちゃんの近況 ~ のんびりとした親子の姿
フィンランド・ラヌア動物園の雄(オス)の赤ちゃん、間もなく生後半年へ
フィンランド・ラヌア動物園の雄(オス)の赤ちゃんが生後半年を経過 ~ 成長記録発信の意義
フィンランド・ラヌア動物園が抱くホッキョクグマの誕生による集客力への期待 ~ 来園者数の記録への挑戦
フィンランド・ラヌア動物園のヴィーナス親子の関係 ~ 映像からの推量の難しさ
フィンランド・ラヌア動物園でホッキョクグマの親子にスキー場から季節外れの雪のプレゼント
フィンランド・ラヌア動物園の赤ちゃんの名前が "Sisu (シス)" に決まる
by polarbearmaniac | 2017-11-24 00:30 | Polarbearology

ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園のクインターナの満一歳の誕生会が開催される

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ジョヴァンナお母さんと娘のクインターナ
Photo(C)Tierpark Hellabrunn

ミュンヘンのヘラブルン動物園で昨年2016年の11月21日にジョヴァンナお母さんから誕生した雌(メス)のクインターナ (Quintana) が満一歳となり21日に同園で誕生祝が開催されました。氷のケーキのプレゼントがあり、その氷の中にはクインターナの好物であるスイカや魚が入っていたそうです。その他、おもちゃのプレゼントもあったようです。その様子を下の映像で見てみましょう。



他園での同種のイベントでも往々に見られるシーンなのですが、ホッキョクグマというのはこういった場合に直ちに食べ物に突撃するのではないというのが不思議です。あたりにある見慣れないものを一瞥しながら、いつのまにか食べ物に遭遇するような光景はよくあります。上の映像でもそういったことが行われています。
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クインターナ (Quintana) Photo(C)Tierpark Hellabrunn

現在のクインターナの体重は120kgsだそうで、前回2013年12月にジョヴァンナの産んだネラとノビの双子の同時期よりも30kgsも体重が多いそうです。双子よりも一頭のほうが成育がよいというのは非常に一般的な話です。今回のクインターナの場合では最初から(つまり産室内にいたときからという意味でしょう)前回の双子よりも体が大きい状態が続いていると同園のスタッフは語っています。

(資料)
Tierpark Hellabrunn (Nov.21 2017 - Geburtstagsparty für Eisbären-Mädchen Quintana)
Abendzeitung (Nov.21 2017 - Happy Birthday! Melonen-Fisch-Torte für Eisbärin Quintana)
Süddeutsche Zeitung (Nov.21 2017 - Melonen-Fisch-Torte für Eisbärin Quintana)
Bild (Nov.21 2017 - Eisbärin Quintana wird ein Jahr alt!)
Parkerlebnis Freizeitpark-Magazin (Nov.21 2017 - Tierpark Hellabrunn: Eisbären-Mädchen „Quintana“ erhält Eistorte zum ersten Geburtstag)
muenchen.de - Das offizielle Stadtportal für München (Nov.22 2017 - Alles Gute zum Geburtstag, liebe Quintana!)

(過去関連投稿)
ドイツ・ミュンヘンのヘラブルン動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ ジョヴァンナが二度目の出産
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、生後三週間が過ぎる ~ 際立つ母親の安定感
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、生後一ヶ月を経過して両目が開く
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃんが生後40日を超える ~ 「表象」と「核心」
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃん、生後50日が経過 ~ 一般公開開始は2月24日と早々と告知
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、生後二ヶ月が経過
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃんの性別は雌(メス)と判明
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃんの活発さ ~ 管理を緩めぬジョヴァンナお母さん
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の雌(メス)の赤ちゃん、あと二週間ほどで屋外登場へ
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の雌(メス)の赤ちゃん、産室からの一歩を踏み出す
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園で誕生の赤ちゃん、週末より母親と共に屋外登場の予定
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃんの本日2月24日の屋外初登場がドイツよりライブ中継の予定
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃんがジョヴァンナお母さんと共にお披露目となる
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園のジョヴァンナ親子の飼育展示場からライブ映像配信が開始
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園の赤ちゃんの名前が "クインターナ (Quintana)" に決まる
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園のジョヴァンナお母さんと娘のクインターナの近況
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園のクインターナが生後半年が経過 ~ 親子で岩場のある区画に登場
ドイツ・ミュンヘン、ヘラブルン動物園のクインターナが間もなく満一歳へ ~ 欧州とロシアの母親の違い
by polarbearmaniac | 2017-11-23 00:30 | Polarbearology

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