街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ベルリン動物園のヴァロージャがオランダ・レネンのアウヴェハンス動物園へ ~ 欧州の苦渋の選択

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ヴァロージャ (Eisbär Wolodja/Белый медведь Володя)
(2013年12月29日撮影 於 ベルリン動物公園)

欧州のホッキョクグマ界における深刻な雄(オス)不足の苦しさを物語るニュースが入ってきました。旧東ベルリンのベルリン動物公園 (Tierpark Berlin)で飼育されていたもののパートナーであるトーニャの出産準備のために旧西ベルリンのベルリン動物園 (Zoo Berlin/Der Zoologische Garten Berlin) に暫定的に移動していた7歳の雄(オス)のヴァロージャ (Володя/Wolodja) が昨日水曜日の夜にオランダ・レネンのアウヴェハンス動物園に到着したとのことです。彼のオランダ行きはもちろん繁殖目的であり、アウヴェハンス動物園における彼のパートナーは25歳のフギース (フヒース - Huggies)と17歳のフリーダムということになります。いずれも欧州屈指の繁殖実績のある雌(メス)のホッキョクグマであり、当ブログでも今まで何回も投稿してきたと同時に私もオランダでつぶささに母親としてその育児中の姿を見てきた二頭のホッキョクグマです。フギースがどのようなホッキョクグマであるかについては「フギースお母さんの性格と子育て」、フリーダムがどのような母親であるかについては「フリーダム、偉大なる母のその素顔」というそれぞれの投稿を御参照下さい。
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フギース (Eisbärin Huggies)
(2012年3月23日撮影 於 オランダ・レネン、アウヴェハンス動物園)
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フリーダム (Eisbärin Freedom)
(2015年5月3日撮影 於 オランダ・レネン、アウヴェハンス動物園)

本来でしたら15~20歳くらいの雄(オス)がフギースやフリーダムのパートナーとなるべきわけですが、要するにその年齢帯で繁殖実績のあり、そして血統的に適合する雄(オス)が欧州ではほとんど見当たらなくなってしまったというわけで、そこで白羽の矢が立ったのがシモーナがモスクワ動物園で2011年11月に産んだ三つ子の一頭である「アンデルマ/ウスラーダ系(カザン血統)」の、そしてまだ7歳のヴァロージャだったというわけです。当ブログのページの右側下の「以前の記事」のところで2012年3月のところをクリックしていただくと、当時の私の行動がわかります。私は3月中旬にモスクワ動物園でシモーナと三つ子の赤ちゃんたちに会い、そして下旬にはそのままオランダに行ってアウヴェハンス動物園でフギースと双子の赤ちゃんたちに会っており、そして再びオランダからロシアに戻ってまたモスクワ動物園でシモーナと三つ子の赤ちゃんたちに会っています。あの時の三つ子のうちの一頭であるヴァロージャが、今度はその当時すでに「偉大なる母」となっていたフギース(そしてフリーダム)とペアを組むことになるとは想像もできませんでした。

ヴァロージャのオランダ滞在は2~3年となる模様です。欧州の雄(オス)不足が深刻であることを示すニュースです。



(*追記)オランダの報道によりますとヴァロージャは水曜日の午後6時にアウヴェハンス動物園に到着したそうで、早ければ金曜日の午後に同園の飼育展示場に登場する可能性があるそうです。そして仮に今年の繁殖シーズンにフギースやフリーダムが出産するようなことがあれば冬の前には他園に移動する可能性が高いとアウヴェハンス動物園の担当者が語っているようです。つまり彼はベルリンにはすぐには帰還せずに、今度は欧州域内でパートナーがいなくなってしまった複数の雌(メス)のホッキョクグマのパートナーとなるべく、さらに移動することになるようです。

(資料)
Tierpark Berlin (Jan.31 2019 - Umzug mit Mission)
Berliner Morgenpost (Jan.31 2019 - Eisbär-Papa Wolodja hat Berlin verlassen)
B.Z. Berlin (Jan.31 2019 - Eisbär-Papa Wolodja muss in die Niederlande umziehen)
(*追加資料)
De Telegraaf (Jan.31 2019 - ’Rustige’ ijsbeer Wolodja veilig aangekomen in Nederland)

(過去関連投稿)
(*2013年12月 ベルリン動物公園訪問記)
・ベルリン動物公園 (Tierpark Berlin) を訪問 ~ アイカ、トーニャ、ヴァロージャの奇妙な三頭同居
・33歳になったアイカ、その誇り高きプライド ~ 心配される足腰の衰え
・ヴァロージャ (Володя) の素顔 ~ シモーナお母さんの三つ子の一頭は「慎重派ちゃん」?
・トーニャの素顔、そしてその血統の謎に迫る ~ 北京に負けたベルリン
(*アウヴェハンス動物園訪問記)
(2011年5月)
・遂にレネン、アウヴェハンス動物園に到着!
・シークーとセシ、その伸びやかさと無邪気さの大きな魅力
・フリーダムを称える
(2012年3月)
・レネン、アウヴェハンス動物園でホッキョクグマたちに御挨拶
・アウヴェハンス動物園のフギースお母さんの双子の性格
・フギースお母さんの性格と子育て
・フリーダムお母さんと1歳になったシークーとセシの双子
(2015年5月)
・フリーダムお母さんお久しぶりです、二頭の赤ちゃん、初めまして! ~ レネン、アウヴェハンス動物園へ
・欧州屈指の偉大なる母フギースは今何を考える?
・アウヴェハンス動物園二日目 ~ 三世代同居の問題点
・アウヴェハンス動物園の双子の赤ちゃんの性格と素顔 ~ 「冒険家ちゃん」 と 「甘えっ子ちゃん」
・フリーダム、偉大なる母のその素顔 ~ 「細心さ」から「鷹揚さ」を取り込み、咲かせた大輪の花
by polarbearmaniac | 2019-01-31 21:30 | Polarbearology

カナダ・ウィニペグ、アシニボイン公園動物園の5歳の雄(オス)のブリザードが亡くなる

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ブリザード Photo(C)Assiniboine Park Zoo

カナダ・マニトバ州、ウィニペグのアシニボイン公園動物園が昨日1月29日に発表したところによりますと、2014年9月より同園で飼育されていた野生孤児出身の推定5歳の雄(オス)のホッキョクグマであるブリザードが1月28日の朝に死亡したとのことです。下の写真をワンクリックしていただくとアシニボイン公園動物園の獣医部門の責任者の方がブリザードの死について公式会見を行っている映像を見ることができます。
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上の映像の公式会見によりますとブリザードは食欲と気力の減退の症状が見られたため獣医さんたちのチームによって13日ほど前に全身麻酔による診察が行われ、その後は抗生物質の投与とともに経過の観察が行われたそうです。ブリザードはその後の経過は良好であったものの先週末から健康状態が悪化したために月曜日に再び全身麻酔による診察が行われたそうです。その処置はうまくいったものの麻酔からの覚醒の過程で呼吸困難の症状を起こし死亡してしまったとのことです。月曜日夜の検死の結果によりますとブリザードには横隔膜と首の間の助骨によって囲まれた部分 (chest cavity) に炎症と膿が見られ、また若干の心臓疾患の症状も発見されたとのことです。正式な検死報告はこれから出されるそうです。

実に残念なことです。まだ5歳という若さでホッキョクグマが亡くなってしまうという例はあまりありません。ブリザードが野生孤児として保護された経緯については過去関連投稿を是非ご参照下さい。

心よりブリザードの死に哀悼の意を表します。

(資料)
Assiniboine Park Zoo (Jan.29 2019 - Assiniboine Park Zoo Mourns Passing of Polar Bear)
CTV News (Jan.29 2019 - Polar bear named Blizzard dies at Winnipeg zoo)
Winnipeg Free Press (Jan.29 2019 - Polar bear dies of illness at zoo)
Globalnews.ca (Jan.29 2019 - Polar bear at Assiniboine Park Zoo dies)
Toronto Star (Jan.29 2019 - Five-year-old polar bear dies after showing signs of illness)
CBC (Jan.29 2019 - Blizzard the polar bear dies at Winnipeg's Assiniboine Park Zoo)

(過去関連投稿)
カナダ・マニトバ州のハドソン湾岸で雄と雌の双子の野生孤児を発見 ~ アシニボイン公園動物園で保護が決定
カナダ・ウィニペグのアシニボイン公園動物園で保護された野生の双子孤児の姿が映像で公開
カナダ・ウィニペグのアシニボイン公園動物園で保護された野生双子孤児の検疫期間が終了 ~ 金曜日より公開
カナダ・ウィニペグのアシニボイン公園動物園で双子孤児が一般公開 ~ 名前はブリザードとスターに決定
by polarbearmaniac | 2019-01-30 10:00 | Polarbearology

ロシア・クラスノヤルスク動物園で保護された野生孤児ウルスラ、同園での暮らしに急速に適応

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ウルスラ Photo(C)Роев ручей Красноярский зоопарк

ロシア極北のディクソンの街で孤児として昨年2018年の10月に保護され、シベリア中部のクラスノヤルスク動物園に移送された一歳の雌(メス)のウルスラ (Урсула)ですが、保護された当時の体重は約120キロだったものの現在では180キロへと増加すると同時にクラスノヤルスク動物園での暮らしに急速に適応してきているようです。そういった様子を飼育員さんが同園公式のSNSのなかで述べています。
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Photo(C)Роев ручей Красноярский зоопарк

ウルスラに対する給餌は一日二回であり、一日の総量は6キロの肉、もしくは魚が与えられ、その他には野菜、卵、チーズなども追加して与えられているそうです。ウルスラは最初の頃は人間の姿を見ると自らの姿を隠すような行動をしていたものの最近では来園者の姿を見ると喜ぶようになり、特に担当飼育員さんが姿を見せるととりわけ嬉しそうな行動を見せるそうです。飼育員さんはウルスラの健康チェックのためにトレーニングを行い、ウルスラは飼育員さんの指示で立ち上がったり前脚を差し出したりといったことをすでに習得しているそうです。おもちゃも多く与えられており、とりわけプラスチックのボールがお気に入りのようです。
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Photo(C)Роев ручей Красноярский зоопарк

このウルスラについてクラスノヤルスク動物園は保護した当初は暫定的に同園で飼育する旨を明らかにしており将来的には他園に移動することになるようですが、まだしばらくは同園に留まりそうです。ここのところロシアで野生孤児として保護された幼年個体はニカ、アヤーナ、そして今回のウルスラと雌(メス)ばかりなのですが、こういった野生孤児個体を飼育下でどう成長させ、そして繁殖につなげていくかはここ数年にわたってのロシアのホッキョクグマ界の課題となるでしょう。

(*追記)最新の映像を御紹介しておきます。



このウルスラが保護された時の様子を再度ニュース映像で振り返っておきたいと思います。



(資料)
"Роев ручей" Красноярский парк флоры и фауны (Jan.29 2019 - Урсула из созвездия белых медведей «Роева ручья»)
НИА - Заполярье (Jan.29 2019 - Спасенная на севере Красноярского края медведица хорошо адаптировалась к условиям зоопарка)
Телеканал Енисей (Jan.29 2019 - В «Роевом ручье» рассказали о жизни найденного на Диксоне медвежонка)
"1-LINE" (Jan.29 2019 - Красноярский зоопарк рассказал о спасенной белой медведице)
(*追記資料)
КП - Красноярск (Feb.1 2019 - Спасенный в Диксоне белый медвежонок научился танцевать и давать лапу)

(過去関連投稿)
ロシア極北 ・ カラ海に面したディクソンの街に現れるホッキョクグマたち ~ 住民とホッキョクグマの未来
ロシア極北・カラ海のディクソンでホッキョクグマの幼年個体が保護 ~ クラスノヤルスク動物園へ
ロシア・シベリア中部のクラスノヤルスク動物園で保護されている野生孤児のその後の様子
ロシア・クラスノヤルスク動物園で保護された野生孤児にロシア国内の複数の動物園が飼育希望を表明
ロシア・クラスノヤルスク動物園で保護された野生孤児個体の性別は雌(メス)と発表される
ロシア・クラスノヤルスク動物園で保護された野生孤児個体の名前の候補名の公募が始まる
ロシア・クラスノヤルスク動物園で保護された野生孤児個体の名前が "ウルスラ(Урсула)" に決定
ロシア・シベリア中部、クラスノヤルスク動物園で保護された野生孤児ウルスラ (Урсула) の近況
by polarbearmaniac | 2019-01-29 23:30 | Polarbearology

カナダ・サンフェリシアン原生動物園で誕生の二頭の赤ちゃん、それぞれ産室内で歩きはじめる

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エサクバク親子(左)とミラク親子(右) 
Photo(C)Zoo sauvage de Saint-Félicien

カナダ・ケベック州のサンフェリシアン原生動物園 (Zoo sauvage de Saint-Félicien) では16歳のエサクバクが11月27日に、そして10歳のミラクが12月11日にそれぞれ一頭の赤ちゃんを出産しています。この二頭の赤ちゃんの成長を追っていきましょう。まず前回の投稿以降で同園から公開された産室内の映像を見ていきましょう。

まず最初は1月18日に公開されたものです。エサクバクの赤ちゃんは1月12日に、そしてミラクの赤ちゃんは1月15日に歩き始めたようです。いつもながらこの動物園の映像は素晴らしいと思います。



続いて1月25日に公開された映像です。



母親の行動も安定していますので、見ていて安心感があります。

(過去関連投稿)
カナダ・ケベック州、サンフェリシアン原生動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!~ 同園で9年振りの誕生
カナダ・サンフェリシアン原生動物園で誕生の赤ちゃんの一週間
カナダ・サンフェリシアン原生動物園で誕生の赤ちゃんの生後二週間目
カナダ・サンフェリシアン原生動物園でまたもやホッキョクグマの赤ちゃん誕生!~ ダブル出産に成功
カナダ・サンフェリシアン原生動物園の二頭の赤ちゃんたちの成長 ~ 将来的に二組の親子の同居を狙う同園
カナダ・サンフェリシアン原生動物園で誕生の二頭の赤ちゃんたちが順調に生後一か月を突破
by polarbearmaniac | 2019-01-28 23:30 | Polarbearology

大阪・天王寺動物園で「ゴーゴ帰還記念イベント」が開催される



昨年2018年の12月3日、つまり彼の14歳の誕生日に白浜のAWSから大阪の天王寺動物園に約3年9ヶ月ぶりに帰還した雄(オス)のゴーゴの帰還記念イベントが本日1月27日に天王寺動物園で開催されました。

上の映像の後半で担当飼育員さんが語っている内容で興味深いと感じた点を挙げておきます。

・(ゴーゴには春先にかけて)筋肉を付けてもらう。
・(ゴーゴが接近すると部屋の中のシルカは怒り)現在は険悪な雰囲気になっている。

現在のゴーゴの体型はややスリム過ぎるという認識があるように上の映像の発言では感じ取れるような気がします。それに関しては私も同感です。全体的には非常に慎重に、そして腰を据えて繁殖に取り組みたいという趣旨の謙虚な姿勢が担当飼育員さんから語られていますが、妥当な方針だろうと思います。

(過去関連投稿)
ロシア・ペルミ動物園で一般公開された生後3ヶ月のゴーゴ(現・天王寺動物園)の様子
ロシア・ペルミ動物園のアンデルマ逝く ~ 偉大なるホッキョクグマ、永遠の存在となって輝く
ロシア・ペルミ動物園のアンデルマの死亡に関する同園よりの公式発表は、なされない模様
ロシア・ペルミ動物園、アンデルマの死を公式に発表する ~ "Спи спокойно наша Ама !"
ロシア・ペルミ動物園時代のゴーゴ (現 白浜AWS) ~ 消え去りつつある「公的財産」としての貴重な記録
大阪・天王寺動物園にゴーゴ戻る ~ 2006年2月26日付け地元紙に書かれたゴーゴの日本への旅立ち
大阪・天王寺動物園でゴーゴが飼育展示場に登場 ~ 約四年振りの同園登場

by polarbearmaniac | 2019-01-27 20:30 | Polarbearology

ロシア・イジェフスク動物園でドゥムカとプルガの親子に、つららや果物のプレゼント

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プルガ Photo(C)Ижевский зоопарк
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Photo(C)Ижевский зоопарк

ここ何年かのロシアの冬、特にモスクワやサンクトペテルブルクなどの大都市は以前の時代と比較すると比較的温暖だったという評価もあるわけですが、やはり1~2月にはロシア全体として厳しい寒さが到来しているようです。ロシア・ウドムルト共和国のイジェフスク動物園(公式にはウドムルト動物園 - Зоопарк Удмуртии)ではこの冬の時期にホッキョクグマたちに思いもつかないようなおもちゃをプレゼントしたようです。それはつららでした。その様子を報じる地元TVニュースを見てみましょう。登場しているのはドゥムカとプルガの親子です。



この季節によくホッキョクグマたちに与えられるのはクリスマスツリーです。クリスマスと新年のお祝いに飾り付けとして使われたツリーが、その後はホッキョクグマたちに与えられるというわけです。2017年11月に誕生した雌(メス)のプルガはすでに満一歳になっていますので移動の話が出てきてもおかしくはありませんが、今年はまだそのような話は聞こえてこないようです。移動先は間違いなく欧州の動物園だろうと思います。移動先と移動時期を決定するのはプルガの権利を有しているモスクワ動物園ということになります。

(資料)
ГТРК Удмуртия (Jan.26 2019 - Белых медведей в ижевском зоопарке развлекают сосульками)

(過去関連投稿)
ロシア・イジェフスク動物園のドゥムカの幼年時代 ~ モスクワ動物園での「発達障害」の克服
ロシア・イジェフスク動物園がドゥムカの出産準備体勢へ ~ 野生出身のペアによる「新血統」誕生なるか?
ロシア・イジェフスク動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 遂に「新血統」の誕生!
ロシア・イジェフスク動物園で誕生の赤ちゃんが生後一ヶ月を無事に通過し両目も開く
ロシア・イジェフスク動物園で誕生の赤ちゃん (仮称 スネジンカ・アイオノヴナ) が無事に生後二ヶ月となる
ロシア・イジェフスク動物園で誕生の赤ちゃん (仮称 スネジンカ・アイオノヴナ) が生後三ヶ月へ
ロシア・イジェフスク動物園の赤ちゃん(仮称 スネジンカ・アイオノヴナ) が間もなく生後四カ月へ
ロシア・イジェフスク動物園の赤ちゃんが初めて屋外に登場!~ 性別は雌(メス)と判明
ロシア・イジェフスク動物園の雌(メス)の赤ちゃんの名前の公募が始まる
ロシア・イジェフスク動物園のドゥムカお母さんと雌(メス)の赤ちゃんの活動範囲が拡大する
ロシア・イジェフスク動物園の雌(メス)の赤ちゃんが元気に生後四カ月が経過
ロシア・イジェフスク動物園の雌(メス)の赤ちゃんの名前が "プルガ (Пурга)" に決まる
ロシア・イジェフスク動物園のドゥムカお母さんとプルガの近況 ~ 「種」より「個」への発想
ロシア・イジェフスク動物園の赤ちゃんのプルガが初めてプールに入る ~ 注目すべき今後の成長
ロシア・イジェフスク動物園のドゥムカ親子とアイオンの近況
ロシア・イジェフスク動物園のプルガの満一歳の誕生会が開催される ~ ガイドラインは守られるか?
ロシア・イジェフスク動物園で「ホッキョクグマの日」のイベントが開催 ~ 冬期の主役はホッキョクグマ
(*2018年5月 イジェフスク動物園訪問記)
・4年振りのイジェフスク動物園訪問でザバーヴァとバルーのペアに再会 ~ 活動の変化のリズムが合致するペア
・ザバーヴァ (Белая медведица Забава)、これからのロシアで期待される新星の素顔
・バルー (Белый медведь Балу)、成長した姿とパートナーに対する絶妙な距離間系を維持
・プルガちゃん、初めまして! ドゥムカお母さん、四年振りになりますね!
・ドゥムカ、母親としての本質的な能力が開花 - 世界のトップレベルの母親のグループに仲間入り
・イジェフスク動物園訪問二日目 ~ ドゥムカ親子との充実した一日
・イジェフスク動物園訪問三日目 ~ ドゥムカ親子、バルー、ザバーヴァのそれぞれの一日
・イジェフスク動物園訪問四日目 ~ ホッキョクグマたちの生活のリズムの変化
・イジェフスク動物園訪問五日目 ~ 快晴の土曜日のホッキョクグマたち
・イジェフスク動物園訪問六日目 ~ ドゥムカお母さん、プルガちゃん、バルー君、ザヴァーバさん、お元気で!
by polarbearmaniac | 2019-01-27 00:15 | Polarbearology

デンマーク・コペンハーゲン動物園で誕生の赤ちゃんが生後8週間が経過

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デンマークのコペンハーゲン動物園で12月1日にリン (Lynn) お母さんから誕生した赤ちゃんはすでに生後50日を突破しており、その産室内の様子はライブ映像として24時間配信されています。この赤ちゃんの姿を同園のスタッフの方が直接に産室の外から撮影したものが公開されましたので見てみましょう。冒頭の写真をワンクリックして下さい。音声はonにして下さい。

(資料)
Zoologisk Have (ZOO TV - Livestream fra isbjørnenes fødehule)
TV 2 Lorry (Dec.20 2018 - Se videoen: Isbjørneunge har tredoblet sin vægt)

(過去関連投稿)
デンマーク・コペンハーゲン動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ 同園で約20年振りの快挙
デンマーク・コペンハーゲン動物園で誕生の赤ちゃんが元気に生後10日間を乗り切る
デンマーク・コペンハーゲン動物園で誕生の赤ちゃんが生後50日となる ~ 産室内ライブ映像配信が開始
by polarbearmaniac | 2019-01-26 00:30 | Polarbearology

「ロスチク問題」の本質とは何か? ~ 時計の針は何故急に大きく昔に戻ったのか?

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青島で検疫中のロスチク Photo(C)Новосибирский зоопарк

昨年2018年の12月初旬にロシアのノヴォシビルスク動物園で飼育されていた雄(オス)のロスチクが彼の三歳の誕生日の直前に忽然と同園から姿を消し、数日後にノヴォシビルスク動物園から彼が中国の青島(チンタオ)に移動したことが告知されたという件がありました。ロスチクのその後については中国で報じられた情報は一切なく、彼は「中国」というブラックボックスに入ったことが実感できたというのは皮肉といえば皮肉な話だったわけです。ところが1月23日に突然ノヴォシビルスク動物園から、依然として検疫状態に置かれているロスチクの写真が一枚公開され、彼が周囲の環境に適応しつつあることが中国側の施設のスタッフの情報としてノヴォシビルスク動物園が得ていることも明らかにされました。こういったロスチクに関する情報のこれまでの欠缺についてノヴォシビルスクの地元ファンの嘆きには大いに同情すべきものだったわけです。

しかし私は今回のロスチクの中国行きに関する情報の隠匿そのものが問題の本質なのだとは全く思っていないわけです。何が本質的な問題なのかといえば、それはロスチクがロシア国外に移動するに関してどんな条件が付されたかという問題なのです。一般的にロシアのホッキョクグマが国外に移動する場合、あるいは移動が検討される場合にその条件には以下の四つのパターンがあります。そしてこれらは時代が新しくなるにつれ、①⇒②⇒③⇒④ の順で行われるようになってきたわけです。

①単純売却

②他種との交換

③移動先の条件付与(完備した飼育展示場の有無、パートナーの存在の有無、etc)

④繁殖計画による個体移動

上のうち①と②とは非常に近い関係にあり考え方によっては①と②は本質的に同じものであると言えなくもありません。こういった①②③④について、①と②が行われたのは2009年頃(一部例外はありましたが)まで、③が行われたのは2015年頃までで、現在では建前上は全て④で行われるという状態になっているわけです。ところが今回のロスチクの中国への移動に関しては報道されている情報によれば、彼はウォンバット、フラミンゴ、チーターなど複数種の複数頭との交換という条件を含んだ契約で中国に移動しているそうです。これはつまり、彼は②の条件に付されてロシア国外に出たというわけです。もうすでに10年も前に時計の針を戻したような古色蒼然とした形でこうしてホッキョクグマがロシア国外に出たのはどうしてかということが今回の「ロスチク問題」の本質であり(ちなみに大阪のシルカの移動の場合には③の条件が付されました)、「とうとうロスチクの姿が確認できた」ということは必ずしも最も重要なことではないというわけです。

上の四つのパターンで考えれば、①⇒②⇒③⇒④の順番で繁殖という視点が強くなっていくわけであり、現在ではホッキョクグマの移動は全て繁殖の重要性という視点なしには行われないわけですが、そうなるとロスチクの移動は繁殖という視点は極めて希薄なものであることを示していることになります。時計の針を10年も前に戻したような形で行われたロスチクの移動の理由は彼の血統にあるのだと考える以外に説明がつきません。一部の報道によりますと、今回のロスチクの青島の施設への移動にアドバイザーとして関与した人物にEAZAで重要なポジションにあるスコットランドのハイランド野生公園のダグラス・リチャードソン氏の名前が挙げられています。私は昨年9月にハイランド野生公園を三日間訪問した際にどうしてもダグラス・リチャードソン氏と話してみたいと思っていたのですが姿をお見かけすることがありませんでした。リチャードソン氏は私がウクライナのムィコラーイウ動物園を訪問した時期の直前にやはりムィコラーイウ動物園を訪問していたことがウクライナで報道されていましたので、おそらくウクライナからまた別の国に行っていたのだろうと思います。それはさておき、リチャードソン氏がロスチクの移動に幾分なりとも関与したのが事実であれば、いかにEAZAがロスチクの欧州行きを回避させたかったかが逆の意味でわかろうというものです。一度はロスチクの受け入れを決めておきながら結果的に受け入れることができなかったために一種の「贖罪」のような形でロスチクの新しい移動先である中国・青島の新施設の飼育条件の整備のために一肌脱いだというのが考え得る真相だったでありましょう。





さて、そうなると今後ノヴォシビルスク動物園でカイ(クラーシン)とゲルダのペアの間にできる子供は血統的にはロスチクと同じ評価を得ることになるはずで、そうなると今回のロスチクのように将来の移動先は中国と事実上は決まってしまうであろうことを意味しています。同じカイ(クラーシン)とゲルダのペアの間にできたシルカですが、その血統的評価は欧州の考え方で言えば厳しいものであることをも意味するでしょう。こういったことは現在の血統情報、つまりゲルダはシモーナの娘であるということから生じてきているわけです。私は、ゲルダの本当の母親はシモーナではなくムルマであるのが真相であり、ゲルダとコートダジュールのラスプーチンは双子であるという説を主張しています。私の説が仮に正しければシルカもロスチクも、その血統的価値は飛躍的に上がると考えていますが、繁殖計画は全て血統情報が正しいという前提でなされていますので、そうなるとシルカもロスチクの血統的価値は下がってしまうわけです。

何か真相なのかを確かめるたった一つの手段があります。大阪のシルカ、男鹿の豪太、旭川のイワンの三頭から血液サンプルを採取してDNA鑑定を行いこの三頭の血統的な関係を明らかにすることです。ただし性別すら間違って判定するような現在のDNA鑑定の状況ではあまり期待できないかもしれません。

(*この血統問題、「「ロシア血統の謎」に迫る(1) ~ ラスプーチン、ゲルダ、血統番号2893個体の三頭の謎を追う」を御参照下さい。)

(資料)
Новости Новосибирска (Jan.24 2019 - Плавает в бассейне, ест с аппетитом: в зоопарке рассказали, как белый медведь Ростик живёт в Китае)
НДН.ИНФО (Jan.24 2019 - Медвежонок Ростик привыкает к китайской еде)
Сиб.фм (Jan.7 2019 - Новосибирский зоопарк получит вомбатов в обмен на медвежонка Ростика)
Коммерсантъ Новосибирск (Dec.24 2018 - Новосибирский зоопарк получит вомбатов в обмен на белого медвежонка Ростика)

(過去関連投稿)
モスクワ動物園、禁断・非公開のムルマお母さんと秘匿された2011年誕生個体の姿 ~ 闇に沈む深い謎
ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園にモスクワ動物園から雄の幼年個体が到着 ~ 謎と暗黒の闇
ロシア・西シベリア ノヴォシビルスク動物園に移動したモスクワ動物園生まれの幼年個体の姿
ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園で待機中の2歳の雄の幼年個体 (豪太の弟) が中国へ
ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園の幼年個体は中国・青島市の極地海洋世界が仕向地と判明
中国・青島市の極地海洋世界の萌宠 (豪太の弟)、その存在と近未来で交差する不気味な影
中国・山東省済南市の「泉城海洋極地世界」でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ 三回目の人工哺育
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクが満三歳の誕生日の本日、忽然と姿を消す
ロスチク、「さようなら」も言わずに去って行った男 ~ Il est parti sans nous dire adieu....
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクが中国・山東省の青島市へ ~ ブラックホールに入ったロスチク
by polarbearmaniac | 2019-01-25 00:15 | Polarbearology

ウクライナ・ハリコフ動物園の34歳のティムの消息 ~ 中断された同園の再建工事

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ティム (Белый медведь Тим) Photo(C)АТН Харьков

世界の飼育下のホッキョクグマでその動向に関する情報が乏しいホッキョクグマは何頭かいます。そのうちの一頭はウクライナのハリコフ動物園で暮らす雄(オス)のホッキョクグマであるティムであることに全く異論はないでしょう。なにしろ彼の暮らしているハリコフ動物園自体が長期閉園状態となってしまっているからです。このティムについては可能な限り情報を集めて過去関連投稿のなかで触れています。彼はサーカス出身のホッキョクグマなのですが、その彼が何故サーカスを強制引退させられたかにしいては「ウクライナ・ハリコフ動物園のティムの知られざる過去 ~ 1998年にキエフで起きた悲劇」という投稿を御参照下さい。

彼は1986年にロシア橋北のウランゲリ島で生後三か月ほどで野生孤児として保護された記録がありますので生まれたのは1985年の11~12月と考えるのが一応は妥当でしょう。そうなると彼は現在33歳となるわけですがハリコフ動物園は従来より彼の年齢を一歳多く見積もって発表していますので、それに従えば彼は現在34歳であるということになります。長期閉園中のハリコフ動物園に暮らすティムの消息について最近その姿が地元メディアのTVニュース映像の中で公開されました。それを見ますと彼は元気で暮らしているようです。そのニュース映像をご紹介しておきましょう。



さて、その他のティムの映像も見ておきましょう。まずこの下は2016年にハリコフ動物園が長期閉園に入る直前の時期の映像です。



ともかく一年間に多くてもたった一つ程度の情報しか外に出てこないのがこのティムというホッキョクグマの存在なのです。2016年から開始されているハリコフ動物園の再建工事も最近は中断されたそうで、その予算を住宅の暖房システム整備に転用せざるを得なくなってしまった状況だそうです。ウクライナという国は破綻したも同然の財政状態ですのでハリコフ動物園の再建が終了するのはいつになるのかは先が見えない状況です。ティムの年齢を考えれば彼が生きているうちに彼に会うことは困難でしょう。となれば、金で職員を買収して閉園中の動物園に入れてもらってティムに会うという手段を真剣に考えなくてはなりません。

(資料)
Харьковская область онлайн (Jan.20 2019 - Долгожитель Харьковского зоопарка любил кататься на коньках)
MyKharkov.info (Mar.29 2018 - История харьковского зоопарка: медведи с ожирением, макаки в оккупации и новая реконструкция)
ИА Status Quo (Dec.27 2018 - Реконструкция зоопарка приостановлена — Кернес)
В городе (Dec.30 2018 - Вместо зоопарка: в Харькове потратят 500 миллионов на ремонт теплосетей)

(過去関連投稿)
サーカスを「引退」し余生を送るホッキョクグマ ~ ウクライナ・ハリコフ動物園のティムの夏
ウクライナ・ハリコフ動物園のティムの近況 ~ 繁殖の「過去の栄光」をどう考えるか
ウクライナ ・ ハリコフ動物園に到来した暑い夏とサーカス出身のティムの近況 ~ 同園での繁殖の歴史
ウクライナ・ハリコフ動物園のティムにとっての不安 ~ 同国の政治的混乱とハリコフ動物園の窮状
ウクライナ東部、ハリコフ動物園のティムの無事を願う ~ ウクライナの動物園に蔓延した根深い腐敗
ウクライナ、チェコ、ポーランド、スロヴァキアの四か国の動物園が「欧州スラヴ圏動物園共同体」を形成か?
ウクライナ・ハリコフ動物園のティムの知られざる過去 ~ 1998年にキエフで起きた悲劇
ウクライナ・ハリコフ動物園の最低二年間の閉園期間中での老齢のティムの健康状態と将来を憂う
ウクライナ・ハリコフ動物園がホッキョクグマ飼育にEAZA(欧州動物園・水族館協会)への依存に傾斜深める
ウクライナ・ハリコフ動物園の偉大なる母であったセヴェリャンカの姿 ~ 写真という実相を語らぬ媒体の限界
ウクライナ・ハリコフ動物園で動静がしばらく不明だったティムは33歳で元気に暮らす
by polarbearmaniac | 2019-01-24 02:00 | Polarbearology

ウクライナ・ムィコラーイウ動物園のジフィルカとスメタンカの親子にファンからおもちゃのプレゼント

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スメタンカ(左)とジフィルカ(右)Photo(C)Миколаївський зоопарк

ウクライナ南部の都市であるムィコラーイウの市情報配信サイトの報じるところによりますと、1月22日に同市のムィコラーイウ動物園を訪問した(日本の)ホッキョクグマファンから同園で飼育されているホッキョクグマたちにおもちゃのプレゼントがあり、それを与えられた雌(メス)の7歳のジフィルカと1歳のスメタンカの親子は非常に喜んだとのことです。ムィコラーイウ動物園も非常に感謝している様子がうかがえます。

(*追記)日本からの訪問者について現地メディア(ロシア語)は以下のように表現しています。語学的に参考になる表現ですのでメモしておくことにします。
・"Любительница белых медведей из Японии" 「日本からのホッキョクグマ愛好者 (女性形)」
・"Фанатка белых медведей из Японии" 「日本からのホッキョクグマファン (女性形)」
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Photo(C)Миколаївський зоопарк

このムィコラーイウ動物園のジフィルカとスメタンカの親子については情報が非常に少なく、欧州のホッキョクグマファンの方々からも無視されたも同然の扱いを受け続けているわけですが、そうしたホッキョクグマたちにこそもっと光を当ててやらねばならないわけです。このムィコラーイウ動物園で飼育されているのは7歳の雌(メス)のジフィルカ、1歳になったばかりの雌(メス)のスメタンカ、そしてジフィルカのパートナーである6歳の雄(オス)のナヌクという三頭です。この三頭の権利関係についてはナヌクがチェコのブルノ動物園、ジフィルカとスメタンカはモスクワ動物園にあります。それから、今後ジフィルカが産んだ赤ちゃん全てについては性別を問わず全てモスクワ動物園に帰属するという非常に特殊な権利関係にあります。ですからスメタンカがムィコラーイウ動物園から移動するときには、その移動先と移動時期を決定するのはモスクワ動物園であるということになります。この現在は1歳のスメタンカの将来については視界不良であり彼女は将来の展望が非常に不安定な立場で母親であるジフィルカと同居しているというわけです。私も彼女の将来については心配しています。今回ムィコラーイウ動物園を訪問された方については私はよく存じ上げています(存じ上げているつもりです)。ただし、もう3~4年もお会いしていないように記憶しています。現在の私のような動物園巡りのスタイルですと今後よほどの偶然のことがない限りまたお会いする機会はないだろうと思います。

それから、話は変わりますが下は私が撮影したものでモスクワ動物園での2012年9月の映像でシモーナが三つ子に授乳している映像です。このうちの一頭がムィコラーイウ動物園のジフィルカなのですが、私は以前は向かって中央がジフィルカだと考えていましたが、その後に当日に撮影した多くの写真の時系列的な映像分析の結果、向かって一番右側がジフィルカである可能性が非常に高いと現在では考えています。それから、向かって一番左側こそがベルリン動物公園で昨年12月に誕生した赤ちゃんの父親であるヴァロージャであることも確実です。


2012年9月のモスクワ動物園で三つ子に授乳するシモーナお母さん - Simona the polar bear nurses her triplet cubs in the late afternoon at Moscow Zoo on Sep.22 2012.

それにしてもシモーナの姿は素晴らしいと思います。これだけの母親というのは今後も滅多に出会う機会はないでしょう。

(資料)
Depo.ua (Jan.22 2019 - Белые медведи из николаевского зоопарка получили подарок от фанатки)
Сайт города Николаева (Jan.23 2019 - Японка преодолела пол земного шара, чтоб увидеть белых медведей в Николаеве)

(過去関連投稿)
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ 一頭が元気に成育中
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園での赤ちゃん誕生の報道に登場した「悲劇のホッキョクグマ」アイカの姿
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園で誕生の赤ちゃんが生後一か月に
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園で誕生の赤ちゃんが生後二ヶ月に ~ 雪の日の父親ナヌク
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園で誕生の赤ちゃん、間もなく生後三ヶ月へ ~ 初めての自然光での映像
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園の赤ちゃんがジフィルカお母さんと共に屋外に登場!
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園のジフィルカ親子の屋外登場以降の近況 ~ 優れた母親の出現
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園のジフィルカ親子に天から与えられた季節外れの積雪のプレゼント
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園の赤ちゃんとジフィルカお母さんの近況 ~ 親子の情報の乏しさ
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園の赤ちゃん、性別も名前も発表されないまま間もなく生後五ヶ月へ
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園で誕生の赤ちゃんが生後半年を無事に経過 ~ 乏しい情報を憂う
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園の赤ちゃんの性別は「雌(メス)」と判明 ~ 同園は名前を公表せず
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園の赤ちゃんの正式な名前が「スメタンカ (Сметанка)」に決まる
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園のジフィルカとスメタンカの親子の近況 ~ 乏しいウクライナからの情報
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園のジフィルカとスメタンカの親子にお菓子とおもちゃのプレゼント

(*2018年8月 ムィコラーイウ動物園訪問記)
・ムィコラーイウ動物園へ ~ ジフィルカとの再会、そしてミコルカ(仮称)との出会い
・ナヌク (Lední medvěd Nanuk)、その姿と実像 ~ 偉大な雄(オス)の風格が備わるのはまだ先か?
・ジフィルカ (Белая медведица Зефирка)、天性の母親の資質
・ミコルカ (仮称 - Белый медвежонок Мыколка)、素顔とその性格
・ムィコラーイウ動物園訪問二日目 ~ ジフィルカ親子の示す愛情の絶妙な相互関係
・ムィコラーイウ動物園訪問三日目 ~ ジフィルカの自己犠牲的献身性の母親像
・ムィコラーイウ動物園訪問四日目 ~ 猛暑の中で頻繁に授乳を行うジフィルカの体力的強靭さ
・ムィコラーイウ動物園訪問五日目 ~ ジフィルカさん、ミコルカ(仮称)ちゃん、ナヌクさん、お元気で!
by polarbearmaniac | 2019-01-23 03:00 | Polarbearology

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