街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ベルリン動物公園(Tierpark Berlin)訪問5日目 ~ キリスト昇天祭の日のトーニャとヘルタの姿

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トーニャお母さん、ヘルタちゃん、おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。
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今日はキリスト昇天祭 (Christi Himmelfahrt) でドイツは休日である。少し寝坊したため朝一番に動物園に到着できなかったため、もうかなりの来園者がチケット売り場の並んでいる。
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早速ヘルタの遊びが始まる。
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赤いバンドのようなものを相手に奮闘である。
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トーニャお母さんは今日は一休みといったところだろうか。
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トーニャお母さんはやはりちゃんとヘルタを監視しているようだ。

ヘルタの水遊び - Hertha the 6-month-old Polar Bear cub playing in the water at Tierpark Berlin, on May.30 2019.

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昨日はどうだったかは知らないが一昨日はヘルタはトーニャお母さんの持っていたおもちゃを譲ってもらえなかった。そのためもあってか今日はその辺に用意されているおもちゃを使って熱心に遊んでいる。


ヘルタのボール遊び - Hertha the 6-month-old polar Bear cub playing with a hanging ball at Tierpark Berlin, on May.30 2019.

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ヘルタは今日はトーニャお母さんとは争いはないようだ。
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普通の親子関係に戻ったような感じである。


昼寝をするトーニャ親子 - Tonja the Polar Bear taking a rest at noon with her cub Hertha at Tierpark Berlin, on May.30 2019
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なにしろこの親子は大変な人気である。
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ホッキョクグマの赤ちゃんを見るということ自体、滅多にある機会ではないのである。
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我々日本のホッキョクグマファンはララのありがたみをよくわかっていないようである。


ヘルタとトーニャお母さんの時間 - Tonja and Hertha the Polar Bears physically interactive with each other at Tierpark Berlin, on May.30 2019
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このトーニャお母さん、やはりかなり厳しい母親である。娘に対して甘さをあまり見せない。私のホッキョクグマの母親のタイプ分類ではやはり「理性型」の母親である。
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私も最初のうちは面食らったが、こうして何日か観察を続けていくとトーニャお母さんの母親像というものがよくわかってきた。
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私にとっては必ずしも共感できる母親像というわけではないが、しかしこういったトーニャのような母親像の存在は一つのタイプとして十分に理解できるのである。
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なんのかんの言ってもヘルタにとってトーニャは大事なお母さんである。
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ヘルタはまだまだ多くのことをトーニャお母さんに学ばなければならないのである。
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キリスト昇天祭の日の夕方のトーニャお母さんとヘルタ - Tonja and Hertha the Polar Bears on late afternoon of "Christi Himmelfahrt" Day at Tierpark Berlin, on May.30 2019
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(May 30 2019@ベルリン動物公園)
by polarbearmaniac | 2019-05-31 06:30 | 異国旅日記

カチューシャ (Eisbärin Katjuscha)、素顔とその性格

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34歳となっても瑞々しさを漂わせるカチューシャである。
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私が彼女に感じるのは、彼女は外柔内剛型のホッキョクグマではないかということである。一般的に外柔内剛型というとあまり良い意味に受け取られないようである。しかし彼女の場合の「内剛」というのは自分の負った責任を果たすといった意志の強さを意味しているように私には感じられる。


飼育展示場を歩く34歳のカチューシャ - Katjuscha the 34 years old Polar Bear walking around at the exhibit of Zoo Berlin (Zoologischer Garten Berlin), on May 29 2019.

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だからこそカチューシャはトスカやナンシーなどと平和に暮らしていたこの飼育展示場に突然現れたクヌートに対して雌(メス)三頭のリーダー格としてクヌートを排除しようとしたのである。これは彼女の責任感の現れでもあった。
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彼女はトスカやナンシーに対しては超然として振る舞っていたように私には見えた記憶があるが、それはトスカやナンシーがカチューシャのリーダーとしての風格を認めていたからだろう。カチューシャは他の雌(メス)二頭に対しては非常に柔らかな態度で接していたことを記憶している。


瞑想にふけるカチューシャ - Katjuscha the 34 years old Polar Bear contemplating on Tuesday afternoon at Zoo Berlin, on May 29 2019

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こうして今日、長い時間にわたって彼女を見ていると何か非常に感動してくるのである。自分のペースを守り、そしてゆっくりと動き回る彼女の姿を見ていると年齢を重ねることの尊さといったものを感じる。
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彼女には是非もっと長生きしてもらいたい。
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カチューシャさん、お元気で! 
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また必ずお会いいたしましょう!
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(May.29 2019@ベルリン動物園)

(過去関連投稿)
(*2012年12月 ベルリン動物園訪問記)
・大晦日はベルリン動物園へ ~ 伝説化したクヌート、その思い出
・ベルリン動物園でのんびり暮らすホッキョクグマたち ~ 壮年の雌3頭の仲良しトリオ
(*2013年12月 ベルリン動物園訪問記)
・ベルリン動物園で過ごす大晦日 ~ 3頭の女王たちの絶対にして不可侵の王国
by polarbearmaniac | 2019-05-30 06:30 | 異国旅日記

ベルリン動物園を6年振りに訪問 ~ 世界最高齢34歳となったカチューシャとの再会

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カチューシャ (Katjuscha)さん、お元気そうで何よりでございます! あなたに会うのは約6年振りになりますね。今日はよろしくお願いいたします!
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今日は旧西ベルリンのベルリン動物園 (Zoologischer Garten Berlin/Zoo Berlin) にやってきた。この動物園はベルリン動物公園とは違いベルリンの中心部にあり、あのクヌートが飼育されていた動物園である。
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Sバーンの動物園駅に近い「獅子門 (Löwentor) 」から入ることにする。


ベルリン動物園 (Zoo Berlin) 獅子門入口 (Löwentor) からホッキョクグマ飼育展示場へ - From the "Löwentor" of Zoo Berlin to the exhibit of Polar Bear, on May.29 2019.

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この雌(メス)のカチューシャ(1984年11月16日生まれ)は現在34歳になっているが、多分間違いなく現在世界最高齢のホッキョクグマである。第二位はカチューシャよりも20日ほど後に生まれたアメリカ・ミルウォーキー動物園のスノウリリー、そして三番目の高齢は多分仙台のナナ(1984年12月15日生まれ)でナナはスノウリリーからさらに10日後に生まれている。
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私が前回2013年の大晦日に彼女に会った時と比較するとさすがに足腰は若干弱くなったような印象を受けるが34歳にしては実に堂々としていて健康そうに見える。安心した。


水に入る34歳のカチューシャ - Katjuscha the 34 years old Polar Bear making up her mind to go into the water at Zoo Berlin, on May.29 2019

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このカチューシャは実に表情の温和なホッキョクグマである。この点で故アンデルマと双璧と言ってよいだろう。
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以前にこの飼育展示場でカチューシャ、トスカ、ナンシーという三頭の雌(メス)のホッキョクグマが同居していたときにはこのカチューシャはそのリーダー格だった。そして何とあのクヌートを一番いじめたのもこのカチューシャだったのである。今にしてみれば信じがたいことではある。
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上にある木の葉を取りたいカチューシャである。


木の葉を取るために水からジャンプするカチューシャ - Katjuscha the 34 years old Polar Bear jumping up above the water to get leaves at Zoo Berlin, on May 29 2019.

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実に若々しいカチューシャである。安心した。
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彼女は自分で一日の生活のリズムを規則正しく守って暮らしているようである。老齢のホッキョクグマにとってはこれはとてもよいことである。


水の中でゆったりとするカチューシャ - Katjuscha the Polar Bear sunbathing and water-bathing at Zoo Berlin, on May.29 2019.

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そして今度はゆったりと昼寝である。

昼寝するカチューシャ - Katjuscha the 34 years old Polar Bear taking a nap at Zoo Berlin (Zoologischer Garten Berlin), on May 29 2019.
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飼育展示場のすぐわきに今は亡きクヌートの記念像が設置されている。
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"Knut - der Träumer" (夢見るクヌート)と書かれている。クヌートはベルリン動物園の歴史に刻まれたホッキョクグマである。それはもう一種の伝説の領域にまで達しているのである。


ベルリン動物園 (Zoo Berlin) ホッキョクグマ飼育展示場概要 - The overview of Polar Bear exhibit at Zoo Berlin (Zoologischer Garten Berlin), on May.29 2019.

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(May.29 2019@ベルリン動物園)

(過去関連投稿)
(*2012年12月 ベルリン動物園訪問記)
・大晦日はベルリン動物園へ ~ 伝説化したクヌート、その思い出
・ベルリン動物園でのんびり暮らすホッキョクグマたち ~ 壮年の雌3頭の仲良しトリオ
(*2013年12月 ベルリン動物園訪問記)
・ベルリン動物園で過ごす大晦日 ~ 3頭の女王たちの絶対にして不可侵の王国
by polarbearmaniac | 2019-05-30 06:00 | 異国旅日記

ベルリン動物公園(Tierpark Berlin)訪問4日目 ~ 力の誇示で娘を圧倒するトーニャお母さんの母親像

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トーニャお母さん、ヘルタちゃん、おはようございます。今日もよろしくお願いいたします!
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ベルリン動物園通いも今日で4回目の訪問である。
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だけど今日は朝から何か変なおもちゃを持っていますね....。
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なにしろ今日は朝からこのおもちゃを巡って親子の間で変わった緊張関係が何時間にもわたって存在し続けた。
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私の眼にはこのおもちゃは非常にグロテスクに映る。
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何故ならこれは人間の姿を模したものだからである。
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人間を咥えて噛んでいるといった感触をホッキョクグマが楽しむようにということなのだろうか? 
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しかも親子共にえらくご執心の様子である。
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ヘルタはトーニャお母さんが口に咥えて独占しているこのおもちゃが欲しくてたまらない。
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ところがトーニャお母さんは全然譲ってくれないのである。陸上での親子の「おもちゃ争奪戦」が始まった。映像開始後1分17秒あたりからはおもちゃは絶対に娘には渡さないというトーニャお母さんの強い意志を感じる。


陸上でのトーニャ親子の「おもちゃ争奪戦」- Tonja and Hertha the Polar Bears: a battle on land for a toy at Tierpark Berlin (28 May 2019)

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さらに水辺でも親子の「おもちゃ争奪戦」があった。


水辺での親子の「おもちゃ争奪戦」- Tonja and Hertha the Polar Bears: a battle at the waterside for a toy at Tierpark Berlin (28 May 2019)

こういったケースでは母親はある程度自分で遊ぶと子供におもちゃを譲ってやる場合が多い。では何故トーニャお母さんがそうしないのかが問題である。母親が適当なタイミングで子供におもちゃを譲るのは自分が母親であるという精神的優位性の発露が理由である。つまりそこに母親としての権威を自らが感じているからである。ところがトーニャお母さんはそういった母親としての権威を自覚せず、自分の身体的な力で娘を支配しようとしているから精神的優位性を発露するということはない。だからおもちゃを娘に譲るなどということはしないのだ。9歳のトーニャお母さんが生後半年たらずの娘よりも優越しているのは身体的な力であって母親として精神的に優位性があるためではないということなのである。娘のヘルタはおもちゃを得ようとすればトーニャお母さんと同等以上の身体的な力が必要であり、仮にヘルタが成長してそのような力を得た時に初めておもちゃが手に入るということである。こういったことから考えると、ヘルタが成長して母親との同居二年目に入った段階では、ヘルタは母親としてのトーニャを尊重(respect)する態度は現れないであろう。両者の関係の上下は全て身体的な力だけによって成立しているからである。こういったことはララとララの子供たち、バフィンとモモなどの親子関係には決して見られない独特のものがトーニャとヘルタの親子関係に存在しているということである。一方でホッキョクグマは当然、根本的・本質的に野生動物であるから、このトーニャとヘルタの親子関係のほうがホッキョクグマ本来の親子関係に近いとさえ言えるだろう。
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さて、ヘルタはなかなかおもちゃを諦めるということはしないというのも驚きである。普通だったら子供はもう諦めてしまい、ふてくさって別のことをするというのが通常である。ところがヘルタは長時間にわたって粘り強くおもちゃを獲得しようとするのだ。ところがそういったヘルタの努力にもかかわらず前述したようにトーニャお母さんは自分の母親としての精神的優位性を自ら認めないのであるから慈悲と寛容の心で娘におもちゃを譲るなどということをするはずはない。ここには何か非常に「即物的」「動物的」な感覚によって支配されたものがあるということだ。娘のトーニャは母親からおもちゃを譲ってもらえるならば母親を尊重 (respect)するといった感情が生まれるだろう。ところが母親はおもちゃを譲ってくれないのだから、将来自分が母親と同じ身体的な力を持つ以外には成功の手段はないのである。ここにはむき出しの「力の論理」だけが存在している。


水での親子の「おもちゃ争奪戦」- Tonja and Hertha the Polar Bears: a battle in the water for a toy at Tierpark Berlin (28 May 2019)

このように、トーニャというホッキョクグマは母親の権威というものを否定し、母親の優位性を全て身体的優位性に一元化しているというところに本質がある母親なのである。こういったあり方は「アンデルマ・ウスラーダ系(カザン血統)」の個体たちやララファミリーの個体たちとは全くタイプの異なるものである。トーニャの母親については血統登録情報によればモスクワ動物園のムルマである。しかし以前から私はこの血統登録情報を否定してトーニャの母親は実はシモーナであるという説を主張している。ところがこうしてベルリン動物公園でトーニャの育児の姿を自分の眼で見てみるとトーニャがシモーナの娘であるという自説に自信がなくなってくるほどである。現実のこのトーニャの姿を見ていると彼女がシモーナの娘であるとすれば相当に異質である。シモーナの娘ならばこのようなトーニャの母親像は考えにくいのである。先日も述べたが私はムルマもムルマの子供たちも評価していない。トーニャのように母親としての権威や誇りを否定するホッキョクグマは、むしろムルマの子供たちなら十分に考えられるのである。


今日の飼育員さんのホッキョクグマ・トーク - "Eisbären-Talk" with Tonja and Hertha the Polar Bears at Tierpark Berlin, on May 28 2019.

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午後3時頃になってようやく「争奪戦」は終了となる。


ヘルタの水遊び - Hertha the polar bear cub enjoying herself in the water at Tierpark Berlin, on May.28 2019.

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「普通の親子」に戻ったようである。
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昨日は頻繁にあった授乳も今日は2回だけのようである。つまりそれだけヘルタは長時間にわたってトーニャお母さんに挑みかかっていたということである。
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本当に御苦労様でした!
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これだからホッキョクグマの親子の観察はおもしろいのである。それぞれの親子関係は全て違っているのだ。それを発見することは本当に興味深く意義深いと感じている。
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今日はアメリカの有名なホッキョクグマブロガーさんがいらっしゃっていた。非常に熱心に親子の写真を撮っていらっしゃったし私も今日のトーニャ親子の様子を観察することに忙しいホッキョクグマ修行僧であり、お話しする機会はなかった。この方と欧州の動物園で一緒になったのは2回目である。世界は狭い。
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(May 28 2019@ベルリン動物公園)
by polarbearmaniac | 2019-05-29 06:30 | 異国旅日記

ベルリン動物公園(Tierpark Berlin)訪問3日目 ~ トーニャお母さんの厳しさを感じさせる育児姿勢

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トーニャお母さん、ヘルタちゃん、おはようございます。今日もよろしくお願いいたします!
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私の知る限り欧州やロシアの動物園で月曜日が休みなのはモスクワ動物園くらいである。
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しかしさすがに月曜日の朝は来園者は少ない。
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親子はやがてボール遊びを始める。
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しかしトーニャお母さんの方が熱心なようである。
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いささか動きが鈍いヘルタである。
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「あなた、そこで何してんのよ!」と気合いを入れに来たトーニャお母さんである。
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トーニャお母さんは結構厳しいのである。
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トーニャお母さんは実に精悍な顔つきをしている。
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トーニャのこの母親像というのは私は日本にいるときは予想もできなかった。
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今日は来園者が少ないせいか親子はよく私の方を向いてくれるのである。
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正午前から始まった昼寝の後はヘルタにかなりの動きが出てきた。
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ヘルタの水遊び - Hertha the female polar bear cub playing in the water at Tierpark Berlin, on May.27 2019.
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ヘルタを見守るトーニャお母さん。
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やがて飼育員さんが現れて"Eisbären-Talk" が始まる。これはトーニャ親子のことやホッキョクグマのことなどを飼育員さんが解説するイベントである。


飼育員さんのトーニャとヘルタの親子に関する説明 - "Eisbären-Talk" with Tonja and Hertha the Polar Bears at Tierpark Berlin, on May.27 2019

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今日は非常に授乳の回数が多い。 昼間に10回ほどあった。
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トーニャお母さんとヘルタの今日のいくつかのシーン - One day of Hertha the female polar bear cub with her mother Tonja at Tierpark Berlin, on May.27 2019.


ヘルタの今日のいくつかのシーン - One day of Hertha the female Polar Bear cub at Tierpark Berlin, on May.27 2019.

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非常に変わった親子だが、見ていると興味は尽きない。
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ホッキョクグマ飼育展示場から比較的近いこの車両通用口、ここを通って鹿児島の故ホクトはこの動物園をあとにして日本に旅立ったのだろう。現在のベルリン動物公園のホッキョクグマ飼育展示場は鹿児島の故ホクトが育った当時のものと全く変わっていない。尚、ベルリン動物公園における故ホクトの姿に間違いないと思われる映像については「ベルリン動物公園で誕生の赤ちゃんが無事に生後十日目を経過 ~ 1992年撮影の謎の映像は故ホクトの姿か?」という投稿を御参照頂きたい。
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(May 27 2019@ベルリン動物公園)
by polarbearmaniac | 2019-05-28 06:30 | 異国旅日記

ベルリン動物公園(Tierpark Berlin)訪問2日目 ~ 冷徹にして強靭な感性を持つトーニャお母さん

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トーニャお母さん、ヘルタちゃん、おはようございます! 今日もよろしくお願いいたします。
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一回目の訪問から一日おいて今日もベルリン動物公園にやってきた。なにしろ地下鉄の「動物公園(Tierpark)」駅を地上に上がるとすぐそこがベルリン動物公園なのだ。あまりにも便利すぎるくらいである。
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欧州で最も広い動物園だそうである。
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ホッキョクグマ飼育展示場は入り口から非常に近いのでありがたい。このベルリン動物公園は膨大な面積があり仮にホッキョクグマ飼育展示場が遠くにあるとかなり長い距離を歩かなくてはならなくなってしまうからである。
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この親子は非常に変わった親子のように私の眼には映る。
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なにしろ9歳のトーニャお母さんが非常に冷静で落ち着いているのである。
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トーニャお母さんには気負いもなければ精神的負担を背負っているプレッシャーのようなものが全く見えないというのが驚きである。この点でバフィンは強いプレッシャーの下でモモの育児を行っていたわけで、その初出産・初育児のバフィンとバフィンとこのトーニャを比較すると同じホッキョクグマという種の母親とは思えないほどの違いを感じる。
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要するにトーニャお母さんは育児に関して全く背伸びをしていないのである。よい意味でなにか乾いた感性によって育児がなされているように思うのである。


トーニャお母さんとヘルタの相互刺激 - Tonja the Polar Bear and her female cub Hertha interactive with each other at Tierpark Berlin, on May.26 2019.

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この赤ちゃんのヘルタも大物といった雰囲気を漂わせており単純に「可愛い」といったような赤ちゃんとは一線を画しているように思える。コペンハーゲン動物園のイマクとは全くタイプの異なる赤ちゃんである。


トーニャお母さんの授乳 - Tonja the Polar Bear nursing her 5-month-old female cub Hertha at Tierpark Berlin, on May.26 2019.

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変な言い方だが、非常に「成熟」した親子という雰囲気がある。
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「可愛げがない」と言ってしまうと語弊があるが、母親が幼い娘を庇護しているといった雰囲気はあまり感じない。
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このような親子に私は今まで一度も会ったことが無い。
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何か芯の強い、圧倒的な印象を感じさせるトーニャである。
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トーニャのように冷徹にして強靭な感性を感じさせるホッキョクグマの母親というのは私は今まで一度も会ったことがない。強いて言えばウスラーダが似たタイプであるが、ウスラーダには権威といった要素のほうが強い。一方でトーニャには権威といった要素はそれほど大きくない。


トーニャのポートレート - The profile of Tonja the Polar Bear at Tierpark Berlin, on May.26 2019.
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日曜日はやはり来園者が多い。さすがにドイツの動物園だけあって一眼カメラ率が高い。不思議なことに欧州でもドイツだけはキヤノンよりもニコンを使用している人が多いように感じる。ニコンのほうがドイツ人の感性に合うのだろう。
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トーニャお母さんとヘルタの午後のひととき - Tonja the Polar Bear with her 5-month-old cub Hertha on Sunday afternoon at Tierpark Berlin, on May.26 2019.

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今日のいくつかのシーンの抜粋 - The Omnibus scenes of Tonja and Hertha the Polar Bears on Sunday afternoon, at Tierpark Berlin, on May.26 2019.

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いかにホッキョクグマの母親というものがそれぞれ全く別の母親像を持ち、そして育児スタイルがそれぞれで全く異なるということを今更ながら感じさせてくれる得難い体験である。

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(May.26 2019@ベルリン動物公園)
by polarbearmaniac | 2019-05-27 06:30 | 異国旅日記

ロシア・ノヴォシビルスク動物園の双子の赤ちゃんの名前は"ノルジ (Норди)"と"シャイナ(Шайна)"

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(2019年4月22日撮影 於 ノヴォシビルスク動物園)

ロシアのノヴォシビルスク動物園で昨年2018年の12月11日に11歳のゲルダから誕生した双子の赤ちゃんですが遂にその名前が決まったそうです。同園の公式発表はまだ伝えられていませんが地元メディアが情報を得て同園に確認しているそうですから間違いないと思われます。雄(オス)が "ノルジ (Норди)"、雌(メス)が "シャイナ (Шайна)" だそうです。

この名前は第一ステージとして一般公募から選ばれた複数の候補名から、さらに選ばれた10の名前のうちから第二ステージで投票という形で行われています。 さて、この"ノルジ (Норди)" ですが、ちょっと前の感覚では "ノルディ" と表記する場合もよくあったわけです。それからたとえば "Владимир Путин" を「ウラディーミル・プーチン」と表記した場合もあったわけです。しかし最近は - ди は「ジ」と表記することになっていますので「ウラジーミル・プーチン」という表記が正しいことになっており、それに従って "ノルディ" ではなく "ノルジ" と表記するのが正しいということになります。名前を最初に日本語表記することはとでも重要なのです。私はこういうことに対しては非常に厳格に考えています。尚、ラテン文字表記では "Nordi" "Shayna" でよいと思います。

"ノルジ (Норди)"と "シャイナ (Шайна)" 、今までにはなかった名前ですし、新鮮で素晴らしい名前だと思います。

(資料)
Новости Новосибирска (May.26 2019 - Белым медвежатам в Новосибирском зоопарке выбрали имена)
НДН.ИНФО (May.6 2019 - 12 японцев с трубой приехали в Новосибирск к белым медвежатам)

(過去関連投稿)
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ロシア・ノヴォシビルスク動物園が双子の赤ちゃんの名前を公募開始 ~ 次第にプールに水が入り始める
by polarbearmaniac | 2019-05-27 02:00 | Polarbearology

(*投稿準備中)ベルリン、フリードリヒ通り駅付近を歩く

(*投稿準備中です)
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Olympus OM-D E-M1 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
(May.25 2019@ベルリン)
by polarbearmaniac | 2019-05-26 06:00 | 異国旅日記

ベルリン動物公園 (Tierpark Berlin) でトーニャ親子に会った第一印象 ~ 心に迫るものが無い淡泊さ

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ヘルタ (Hertha) ちゃん、はじめまして! トーニャ(Tonja)お母さん、5年半ぶりになりますね。 よろしくお願いいたします! 今日のところはごくサラリとこの親子の関係を把握しておきたい。
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旧東ベルリンのフリードリヒスフェルデにあるベルリン動物公園 (Tierpark Berlin) にやってきた。今さら言うまでもなくこの動物園はあのクヌートのいた旧西ベルリンのベルリン動物園 (Zoologischer Garten Berlin/Zoo Berlin) とは運営は一体化されてはいるものの別の動物園である。
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入口のところにホッキョクグマ親子の幟が立っている。


ベルリン動物公園入口 (Eingang Bärenschaufenster) からホッキョクグマ飼育展示場へ - Tierpark Berlin : from the Bärenschaufenster entrance to the exhibit of Polar Bears, on May.24 2019.
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今日は朝寝坊してしまい、ベルリン動物公園に到着したのは11時半頃になってしまった。トーニャとヘルタの親子は一休みといった状態になっていた。
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しかしすぐに活動開始となる。
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このヘルタは昨年2018年の12月1日に誕生した雌(メス)の赤ちゃんである。ベルリン動物公園のトーニャにとっては「三度目の正直」といったことでようやく一般公開にまでこぎつけた赤ちゃんである。
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トーニャお母さんと娘のヘルタとの関係に注目して行きたい。
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例えばこのトーニャとヘルタとの関係をゲルダとシルカとの関係と比較するというのは興味あるテーマとなるだろう。
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トーニャお母さんとヘルタの午後のひととき - Tonja the Polar Bear and her cub Hertha on Friday afternoon at Tierpark Berlin, on May.24 2019.
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ヘルタとトーニャお母さんの水でのひととき - Hertha the 5-month-old Polar Bear cub and her mother Tonja in the water at Tierpark Berlin, on May. 24 2019.
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トーニャお母さんのヘルタへの授乳 - Tonja the Polar Bear nursing her 5-month-old cub Hertha at Tierpark Berlin, on May.26 2019.
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さて、この親子を見ていて二時間ほどの段階で気が付いたのだが、この親子は良い意味で意外にもクールである。
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互いにそれぞれの道を行くといった雰囲気があるのだ。つい先日見てきたコペンハーゲン動物園のリンとイマクとの関係とは大きく異なるということに気が付く。たとえば下の映像だが、この映像ではべた付かないあっさりとした親子関係の様子が見てとれると思う。


ヘルタとトーニャお母さんの午後 - Hertha the polar bear cub and Tonja her mother in their own way at Tierpark Berlin on May.25 2019.
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このヘルタの性格については今日一日だけでは何とも言えないように思った。
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ヘルタは間もなく生後半年になるが意外に大人びた感じがするような気もする。
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横になったまま授乳するトーニャお母さん - Tonja the Polar Bear lying down and nursing her cub Hertha at Tierpark Berlin, on May.24 2019.
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トーニャというのは以前からかなり怜悧なホッキョクグマである。この点でゲルダやフリーマやリンとはかなり違っている。
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こういった怜悧なホッキョクグマが母親になった場合にどういった育児を行うかには興味があるのだ。
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そういった諸々のことをこれ以降の訪問でじっくりと見ていきたい。
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あくまで今日一日の印象だが、このトーニャとヘルタの親子は私にとってはあまりインパクトを感じなかった。
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今回の旅行で見てきたゲルダ親子、リン親子、フリーマ親子のように私の心に迫ってくるようなものがこのトーニャ親子には感じられない。あくまでも今日、それも半日だけの印象ではあるが.....。

SONY α7 III
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
SONY RX100M5A
Panasonic HC-W870M
GoPro Hero7 Black
(May.24 2019@ベルリン動物公園)
by polarbearmaniac | 2019-05-25 06:30 | 異国旅日記

オランダからドイツへ ~ アイントホーフェン、アムステルダムを経てベルリンへ

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アイントホーフェン空港にやってきた。
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ここからKLMのバスでアムステルダムのスキポール空港に向かう。
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このバスはKLMのアイントホーフェン発の予約をした乗客だけが利用できる。バスの費用は当然航空運賃に含まれている。ただしwebで事前に申し込んでおく必要がある。
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アムステルダムのスキポール空港の出発第二ターミナル前にKLMのバスは到着。
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チェックインと保安検査後にKLMのクラウンラウンジに入って軽食を食べることにする。
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さて、今回のフライトの目的地はベルリンである。
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座席番号は2A。
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4月14日にロシア極東のウラジオストクから始めた旅は西へ西へと移動する旅だった。今回のフライトで初めて東の方向に移動することになる。機体はスキポール空港を離陸後にドーバー海峡の方角に進路をとるが、そこから旋回して東に方向を変えることになる。
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この機内食はコペンハーゲンからアムステルダムに飛んだ時の機内食と同じだが、これがなかなかおいしい。
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離陸後約1時間ほどでベルリンのテーゲル空港に到着。
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車で向かった宿は "NH Collection Berlin Mitte Friedrichstrasse" である。
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このホテルはSバーンの旧東ベルリンのフリードリヒ通り駅 (Bahnhof Friedrichstrasse) のすぐそばにある。
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部屋は非常にシンプルである。
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さて、このフリードリヒ通り駅 (Bahnhof Friedrichstrasse)は私にとっては深い思い出が刻み付けられた駅である。そういったことは今後、差し支えない範囲内で少しづつ述べていきたい。
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このフリードリヒ通り駅は東西分断時代は当然東ベルリン(つまり東ドイツ)に属していた。当時西ベルリンから一日ビザで東ベルリンを訪問する際に東側の検問所で当時のドイツマルクの一定金額を東のマルクに1:1の比率で強制両替させられた(15ドイツマルクだった時代が長く続いたが80年代半ば頃から25ドイツマルクになったと記憶している)。当時の東ドイツは社会主義体制だったためにあまりに物価が安くて一日に15マルクと使うのは容易ではなかったのである。使い切れない場合は東ベルリンから西ベルリンに戻る際(このフリードリヒ通り駅のすぐそばに西ベルリンへ戻るための検問所があった)に再交換はできないシステムだったので私は西ベルリンに戻る前にいつもよく本を買っていた。その書店のあった場所が上の写真の左側、現在はマクドナルドレストランになっている場所だったのである。
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西ベルリンから東ベルリンへの検問所はこのフリードリヒ通り駅の中にあり、その検問所を通って東ベルリンの街に出るのはまさにこの通路だった。私は東西ベルリンの検問所を通ってこの通路を歩いた回数は数えきれないほどである。

SONY RX100M5A
(May.23 2019@ベルリン)

(資料)
Der Tagesspiegel (May.9 2016 - Als der Bahnhof Friedrichstraße noch Grenze war)

(過去関連投稿)
ベルリン動物公園のトーニャ、その出産は秒読み状態か?
ベルリン動物公園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ トーニャが三度目の出産
ベルリン動物公園で誕生の赤ちゃんが生後六日目を迎える
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ベルリン動物公園で誕生の赤ちゃんが生後五週間を順調に経過、両目を開く
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ベルリン動物公園で誕生の赤ちゃんの性別は雌(メス)と判明
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ベルリン動物公園の雌(メス)の赤ちゃん、今週土曜日(3月16日)より一般公開開始と同園が告知
ベルリン動物公園の雌(メス)の赤ちゃん、遂に屋外に登場!~ 早くも水に入る大胆さ
ベルリン動物公園の雌(メス)の赤ちゃんの一般公開が土曜日から始まる
ベルリン動物公園のトーニャ親子が多くの人気を集め来園者数が倍増となる
ベルリン動物公園の雌(メス)の赤ちゃんの名前が "ヘルタ (Hertha)" に決まる
by polarbearmaniac | 2019-05-24 06:45 | 異国旅日記

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