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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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名古屋・東山動植物園でフブキ (Fubuki) が飼育展示場に姿を見せる

名古屋・東山動植物園でフブキ (Fubuki) が飼育展示場に姿を見せる_a0151913_00090876.jpg
フブキ (Fubuki)  Photo(C)東山動植物園

2020年12月26日に秋田県の男鹿水族館GAOでユキ (Yuki) から誕生した二歳の雄(オス)のフブキ (Fubuki) は今年の3月6日に名古屋市の東山動植物園に到着していますが、昨日20日の休園日に大きな飼育展示場に出る練習をしたそうです。フブキは14日から、屋内展示室の目隠しをとりはずし状態で外部からは姿が見えるような状態になっていたわけですが、いよいよ飼育展示場に正式な形で登場する準備が始まったということになるのでしょう。20日の映像が公開されましたので、見ておきたいと思います。


やはり、まだかなり警戒的ですね。東山動植物園に是非お願いしたいのは、飼育展示場と室内の出入りを完全に自由にさせてやってほしいということです。これは「世界の常識」です。

(資料)

(過去関連投稿)

# by polarbearmaniac | 2023-03-21 01:00 | Polarbearology

ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、天気の良い日に再びゲルダと共に屋外に登場

ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、天気の良い日に再びゲルダと共に屋外に登場_a0151913_01460975.jpg
Image: Сергей Ильтяков

昨年2022年12月16日にロシア・西シベリアのノヴォシビルスク動物園で15歳のゲルダ (Герда) から誕生した双子の赤ちゃんは、すでに3月10日に初めて屋外に登場していますが、まだ正式に一般公開には、なってはいないようです。
ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、天気の良い日に再びゲルダと共に屋外に登場_a0151913_02554364.jpg
Image: Сергей Ильтяков

スタッフは雪かきや飼育展示場の最終的な点検などを行っているらしく、3区画ある同園の飼育展示場のうち天気の良かった16日になって、移動先の区画に登場した映像が公開されました。それを御紹介しておきましょう。


もう一つ、これはゲルダと、双子のうちの一頭の赤ちゃんだけが登場している16日の映像もありますので、下をワンクリックして下さい。
ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、天気の良い日に再びゲルダと共に屋外に登場_a0151913_02352697.jpg

19日には一転して雪の日となったようです。下をワンクリックしていただくと、降りしきる雪の中でのゲルダの姿を見ることができます。赤ちゃんたちは室内からは出てこなかったそうです。画面の右に少しだけ体が見えます。
ロシア・ノヴォシビルスク動物園で誕生の双子の赤ちゃん、天気の良い日に再びゲルダと共に屋外に登場_a0151913_02461910.jpg
常連の方々からは、一般公開が正式に開始していないためもあり、映像はなかなか出てこないようです。赤ちゃんたちが登場するのは、ほんの瞬間だけのことらしく、撮影できるタイミングを見つけるのが難しいのでしょう。

(資料)

(過去関連投稿)

# by polarbearmaniac | 2023-03-20 02:00 | Polarbearology

モスクワ動物園のディクソン (Диксон/Dikson) 、運動と刺激によるリハビリが続く ~ 生の肯定への力強いドラマ

モスクワ動物園のディクソン (Диксон/Dikson) 、運動と刺激によるリハビリが続く ~ 生の肯定への力強いドラマ_a0151913_03011676.jpg
ディクソン (Диксон) Image:Светлана Акулова

昨年2022年、ロシア極北のディクソン (Диксон) の集落付近で散弾を受けて重傷を負い、モスクワ動物園に移送されて昨年の9月以来、保護・治療されている現在は4歳の雄(オス)のホッキョクグマのディクソン (Диксон/Dikson) については昨年9月からその動向を追い続けています。
モスクワ動物園のディクソン (Диксон/Dikson) 、運動と刺激によるリハビリが続く ~ 生の肯定への力強いドラマ_a0151913_03121556.jpg
Image:Светлана Акулова

今回は前回の投稿に続いて、今年の1月16日から3月18日までの約2か月半の彼の様子を、モスクワ動物園のアクーロヴァ園長が公開した動画と説明に沿って纏めておきたいと思います。この期間は、ディクソンのリハビリや、あるいは季節の変化を彼がどう感知していくかといったことが主な内容になります。この期間中に公開された映像を結合したものを見ていただくこととしましょう。以下をワンクリックして下さい。
モスクワ動物園のディクソン (Диксон/Dikson) 、運動と刺激によるリハビリが続く ~ 生の肯定への力強いドラマ_a0151913_23372885.jpg
上の映像についてモスクワ動物園のアクーロヴァ園長がSNS上で述べているコメントを御紹介しておきます。

・00:00 - 00:32 (1月16日)
「ディクソンは一本の松の枝で簡単に遊ぶことができ、匂いを嗅いだり、かじったりして楽しんでいます。しかし、時間とともに、ホッキョクグマの生息域の主体-嗅覚(匂い)のエンリッチメントが進み、より複雑な対象との相互作用が可能になります。」

・00:33 - 01:42 (1月18日)
「ディクソンの初めて狩りです。今日、専門の担当者たちが生きたマスをディクソンのプールに打ち込んだところ、彼はすぐに興味を示しました。ディクソンは、魚を追い詰め、素早く歯でつかみ、本物のハンターであることを見せつけたのです。彼が獲物を扱う姿は、母親から教わったであろう狩りの技術をディクソンがすでに持っていることを示しています。専門の担当者たちは、ディクソンの狩猟本能をさらに高め、運動能力を刺激するために、定期的にこのような「狩り」の試みを行う予定です。」

・01:43 - 02:32 (1月23日)
「ディクソンは新たな深みへと泳ぎだそうとしています。今日、プールをさらに 60cm ほど深くしました。底への落ち込みは相変わらず滑らかで、一番深いところでは 130cm に達します。ディクソンが水に自信があることを考えれば、これは全く問題ないのです。水深が深いところでは、彼がより活発に手足を使うことが予想され、リハビリ計画にも合致しています。また、専門の担当者たちがプールに放つ魚の行動範囲が広がり、彼の狩りの時間が増え、より活発な行動が促されるようになりました。」

・02:33 - 03:24 (1月30日)
「ディクソンは新しいタスクの実行方法を習得しました。彼は腹ばいになることができ、専門の担当者たちが体の裏側を観察することができるようになったのです。動物に裏返しを教えるのは難しいのですが、専門の担当者たちの数週間の努力は報われました。この運動は、それまでほとんど動かなかった筋肉を刺激することで、筋肉質の体幹を発達させ、強化することができるため、ディクソンのリハビリテーションプログラムの一環となりました。」

・03:25 - 03:59 (2月03日)
「ディクソンは今日も散歩を勧められましたが、隠れ家にいるのが好きなようです。彼は一息ついて、新雪の匂いをかいで、その場を立ち去りました。これから彼には、持っているエネルギーをすべてトレーニングに使ってほしいと思っています。」

・04:00 - 04:56 (2月07日)
「ディクソンは木質繊維の毛をかき集め、それをベッドにするのが好きです。また彼は、他のホッキョクグマと同様、とてもきれい好きです。ディクソンは普段、寝るときに汚れた寝床をきれいな寝床の下に埋めようとするので、その方がずっと快適なのだそうです。」

・04:56 - 05:55 (2月09日)
「ディクソンが天候に左右されずに外に出られるように、屋外の囲いの中にマットを敷き、今日初めてこのマットの上に乗って彼はプールに行きました。ところで、ディクソンは新しい深さで、自信と快適さを感じています。水上からマットを敷いたスロープにも手際よく登っていきます。」

・05:56 - 06:53 (2月22日)
「ディクソンを振動マッサージ器と骨格筋電気刺激器に慣れさせる作業を開始しました。リハビリテーション計画と神経外科医の推奨により、ディクソンは後肢に振動マッサージを行い、筋肉内の乳酸の停滞を防ぎ、筋肉をリラックスさせる必要があります。一方、筋刺激装置の効果は、電気的な刺激によって筋肉の収縮を促すことを目的としています。専門の担当者たちは、彼が新しい操作に慣れるように、これらの装置を徐々に導入していますが、この処置は彼にとってもスタッフにとっても全く安全です。しかし、専門の担当者たちの観察によると、ディクソンは刺激剤に冷静に反応し、トレーニングセッションに非常に興味を持っています。獣医は、ディクソンの状態に良い傾向があることを確認しました。ディクソンは時折、左後肢を横にしてから座ったり、足首をよく動かしたり、触られると反応するようになったりしています。」

・06:54 - 07:43 (2月27日)
「"国際ホッキョクグマの日" の今日、私たちは、このパワフルでありながら脆弱な肉食動物を保護する必要性を、あらためて皆様にお伝えしたいと思います。地球温暖化、そして野生動物に対する人間の干渉は、ホッキョクグマの個体数を脅かしています。現在、野生のホッキョクグマは2万5,000頭以上残っていません。モスクワ動物園では、ホッキョクグマの保護プログラムに参加しています。専門家がホッキョクグマの生物学、行動心理学、繁殖パターンなどの研究を行っています。また、ロシア北極圏の自然個体群の状態を監視し、必要に応じて、孤児となったホッキョクグマの保護にも携わっています。最近の例では、トンパ、ハータンガ、ディクソンの救出劇があります。私たちの動物園は、子グマを保護し、雌を安全に繁殖させ、ディクソンの世話を続けています。四肢を固定された大型の肉食動物の治療は、世界でも例がないため、ディクソンのリハビリはモスクワ動物園と私たちを全面的にサポートしてくれる専門家たちにとって大きな挑戦となりました。」

・07:44 - 08:24 (3月08日)
「春の訪れを感じますか? ディクソンは確かに感じています。囲いの中の匂いを注意深く嗅いでいるところを見ると、すでに春の新鮮な香りを感じているのかもしれませんね。」

・08:25 - 09:23 (3月11日)
「多くの方がお気づきのように、ディクソンは囲いの中に新しいおもちゃを持っています。高強度プラスチックでできたグレーのブイは、中に重りが入っていて、常に元の位置に戻ってくるようになっています。彼はこのおもちゃで遊び、傾けたり、逆さまにしてみたりして、また立たせたりします。このおもちゃはディクソンを楽しませ、心理的な感情を保つことができます。」
モスクワ動物園のディクソン (Диксон/Dikson) 、運動と刺激によるリハビリが続く ~ 生の肯定への力強いドラマ_a0151913_04501614.jpg
Image:Светлана Акулова

また、この期間中のモスクワのTV局のディクソンに関するニュースをいくつか御紹介しておきます。地方局でもニュースで報道されていますが、モスクワでのTVニュースのみをいくつか纏めておきましたので、下をワンクリックして下さい。

モスクワ動物園のディクソン (Диксон/Dikson) 、運動と刺激によるリハビリが続く ~ 生の肯定への力強いドラマ_a0151913_02342355.jpg
飼育展示場で活魚のプレゼントを行う一方で、室内ではいろいろと工夫を凝らしたリハビリを行うなど、ディクソンを適度に運動させながら回復を図ろうとする、非常に巧みなやり方が続いています。私の見たところ、このディクソンは相当に優秀な個体で、このようなケガで体が不自由になってさえいなければ極北の地で自由に動きまわっていたでしょう。



パンデミック、テロリズム、戦争といった暗くて寒々とした世相のなかで、このディクソンの生きていこうとする姿は一筋の光を感じさせる素晴らしいニュースです。
モスクワ動物園のディクソン (Диксон/Dikson) 、運動と刺激によるリハビリが続く ~ 生の肯定への力強いドラマ_a0151913_04495636.jpg
ディクソン (Диксон) Image:Светлана Акулова

(資料)
ГТРК Красноярск (Jan.24 2023 - МЕДВЕДЮ ДИКСОНУ УГЛУБИЛИ БАССЕЙН)

(過去関連投稿)

# by polarbearmaniac | 2023-03-18 22:20 | Polarbearology

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