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街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

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ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナ (Хаарчаана)の近況 ~ 北極・南極博物館での展示会が開催中

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ハールチャーナ (Хаарчаана) Image:Ленинградский зоопарк

ロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園で一頭で飼育されている6歳の雌(メス)のホッキョクグマであるハールチャーナ (Хаарчаана) について同園は偉大だったウスラーダの後継のホッキョクグマとして広くファンに対してアピールしています。ウスラーダの孫であるハールチャーナはロシア連邦・サハ共和国のヤクーツク動物園で2016年の11月30日にコルィマーナから誕生しています。(サハ共和国のメディアの最新の報道ではヤクーツク動物園の担当者にインタビューし、昨年2022年の繁殖シーズンにはコルィマーナには出産がなかったことを報じています。) ハールチャーナの最近の映像を見てみましょう。まず、2月下旬の「国際ホッキョクグマの日」のイベントでのハールチャーナの姿です。


さらに地元TV局のニュース映像を見てみましょう。飼育員さんは、「ハールチャーナは出されたものは何でもよく食べ、すぐに全部食べてしまいます」と語っています。下をワンクリックして下さい。
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナ (Хаарчаана)の近況 ~ 北極・南極博物館での展示会が開催中_a0151913_03363819.jpg
今年の2月27日の「国際ホッキョクグマの日」から9月1日まで、サンクトペテルブルクの「北極・南極博物館 (Музей Арктики и Антарктики)」はレニングラード動物園と共同で«Хозяин Арктики»(北極の主人)と題されたホッキョクグマ展が開催されているそうです。この展示会では、レニングラード動物園の往年の名ペアであったウスラーダとメンシコフや、彼らの子供たちの誕生、そして北極圏におけるホッキョクグマたちの姿を写真や映像で展示がなされているようです。おそらく、非常に貴重な写真の数々を見ることができるのではないかと思います。
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若き日のウスラーダ (Услада) 
Photo(C)Ленинградский зоопарк

多分、私が絶対に見ておきたい写真が間違いなく展示されているだろうと思います。どうしてもサンクトペテルブルクに行ってみたいとは思いますが、果たして行けるでしょうか.....? この展示会に関するTVニュースを御紹介しておきましょう。下をワンクリックして下さい。
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナ (Хаарчаана)の近況 ~ 北極・南極博物館での展示会が開催中_a0151913_04480060.jpg
(資料)

(過去関連投稿)

(*ハールチャーナ関連)
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でハールチャーナ到着の日のウスラーダの姿
ロシア・サンクトペテルブルクのレニングラード動物園に到着したハールチャーナの姿
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でハールチャーナの引き渡し式が行われる
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナへの市民の関心の高さ
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園がハールチャーナのパートナー探しに早々と着手へ
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園での「国際ホッキョクグマの日」
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園の春のプール開き ~ 人気者となったハールチャーナ
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のウスラーダとハールチャーナの夏の日
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のウスラーダとハールチャーナの近況
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のウスラーダとハールチャーナが待つ冬の到来
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナが満二歳となる
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でウスラーダとハールチャーナの合同誕生会が開催
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナに「雪だるま」のプレゼント
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園の「国際ホッキョクグマの日」
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園のハールチャーナの新スペースでのデビュー
ロシア・サンクトぺテルブルク、レニングラード動物園の二歳のハールチャーナの近況
ロシア・サンクトぺテルブルク、レニングラード動物園のウスラーダとハールチャーナの夏の日
ロシア・サンクトペテルブルク、レニングラード動物園でウスラーダとハールチャーナの合同誕生会が開催
ロシア・サンクトぺテルブルク、レニングラード動物園の「国際ホッキョクグマの日」

# by polarbearmaniac | 2023-03-18 03:00 | Polarbearology

ロシア・ロストフ動物園のアイカ (Айка)、モスクワ動物園への旅立ちの日が迫る

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アイカ (Айка) Image:Вести Дон

ロシア南部・アゾフ海に近い都市であるロストフ・ナ・ドヌの動物園(Ростовский-на-Дону зоопарк - 通称 ロストフ動物園)で2020年の11月26日にコメタ (Комета)から誕生した雌(メス)のアイカ (Айка/Ajka) は昨年11月にカザフスタンのアルマトイ動物園への移動が発表されました。その11月のニュース映像を再び見ておくことにしましょう。


さて、このアイカのアルマトイ動物園への移動が発表されると市民からの強い反対意見が出て、それを受けてモスクワ動物園のアクーロヴァ園長がEARAZA内に特別委員会を設置して、アルマトイ動物園の受け入れ態勢の監査を行った結果、アルマトイ動物園への移動は適切ではないという結論に達し、アイカは3月中にモスクワ動物園に移動することが決定したというところまでが、これまでの投稿の内容でした。

アイカは母親であるコメタと別れる日が迫ってきており、そういったモスクワ動物園への移動の日が近づいた今月10日の映像がネット上にアップされていますのでご紹介しておきましょう。以下をそれぞれワンクリックして下さい。
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アイカも本当によく成長しました。母親のコメタは2020年のこのアイカが初出産だったのですが、見事に母親としての役目をしっかりと果たしたことは間違いありません。間もなくアイカはモスクワに旅立つことになりますが、モスクワ市内の本園か、それともヴォロコラムスクの付属施設に行くのかは不明です。もしヴォロコラムスクに行くのであれば、イジェフスク動物園生まれのプルガ (Пурга) としばらく同居する可能性があるかもしれません。

(資料)

(過去関連投稿)

# by polarbearmaniac | 2023-03-17 02:00 | Polarbearology

ロシア極北・ウランゲリ島での無人機を用いたホッキョクグマの生態・生息頭数調査が終了 ~ ウランゲリ島では864頭の生息が確認

ロシア極北・ウランゲリ島での無人機を用いたホッキョクグマの生態・生息頭数調査が終了 ~ ウランゲリ島では864頭の生息が確認_a0151913_04453790.jpg
Photo(C)РИА Новости. Илья Наймушин

ロシア極北・北極海の東シベリア海とチュクチ海との間にあるウランゲリ島 (Остров Врангеля) で2022年秋に無人機を使ったホッキョクグマのモニタリングが行われ、約23,000枚もの写真が撮影されて分析が行われるなど、ウランゲリ島に暮らすホッキョクグマたちの頭数を非常に正確に調査する試みがなされました。これは、昨年の秋に「ロシア北東部・東シベリア海、チュクチ海地域に無人機を用いたホッキョクグマの科学的生息個体数調査が進行中 ~ 栄養状態は良好」という投稿で御紹介していた調査の一環であり、とりわけホッキョクグマの生息地として有名なウランゲリ島について徹底的な調査がなされたわけです。

その結果について天然資源・環境省のコズロフ代表は、ウランゲリ島における生息頭数が864頭であったことを明らかにしました。このプロジェクトの第二段階として、ウランゲリ島から比較的近い距離にあるゲラリト島 (Остров Геральд) に場所を移して、同じ手法によってホッキョクグマたちの生態。及び生息数調査を行うとのことです。西側からの数々の制裁措置が課されているロシアですが、こういったホッキョクグマの生態や生息数調査は止むことなく行われています。


(資料)

(過去関連投稿)
モスクワで「ホッキョクグマ保護国際フォーラム」が開催 ~ 保護協定締結40周年と今後の行動方針に向けて
ロシアでのホッキョクグマ生息数未調査地域で研究者チームが本格的に生態・生息数調査を開始する
アメリカ地質調査所 (USGS) がアラスカで野生のホッキョクグマにカメラを装着し生態研究を開始
アラスカ北側のボーフォート海で2001年からの10年間にホッキョクグマの生息数は40%の減少が明らかになる
温暖化による海氷面積減少にも影響を受けず生息数が減らないチュクチ海地域のホッキョクグマたちの謎
ホッキョクグマの生態・生息数調査に衛星画像利用の試みがなされる ~ 果たして本当に有効か?
ホッキョクグマの生態調査方法 (“Capturing-and-Tagging 法”) が個体に悪影響がないことが判明
近年の海氷面積減少によりホッキョクグマの集団レベルでの北極点方向への移動傾向が明らかになる
ホッキョクグマの生息数評価をめぐる 「主流派」 と 「反主流派」 の主張の対立 ~ 過去、現在、未来..
ホッキョクグマ/ハイイログマ(グリズリー)のハイブリッドとホッキョクグマの将来に関する異なる見解
アメリカ地質調査所(USGS)の報告書が語るホッキョクグマの将来 ~ 彼らへの挽歌
ロシアのホッキョクグマ生息数未調査地域への調査進行中 ~ 世界推定生息数約2万5千頭が上方修正必至の情勢

ロシア極北・ネネツ自治管区のアンデルマの街とホッキョクグマたち ~ 人に身近な存在のホッキョクグマ
ロシア極北 チュクチ自治管区の村落、リィルカイピの人々とホッキョクグマとの関係
ホッキョクグマ・アイカ と レディン一家の物語 ~ 愛情の日々、そして悲劇的な終末へ
ロシア橋北地域で働く人々とホッキョクグマの不思議な関係 ~ 「蜂蜜(мёд)を食べるお方」への敬意
ロシア東北端・チュクチ半島のリィルカイピ村の約20頭のホッキョクグマたち ~ 正論 vs. 文化的思考
ロシア極北・ヤマル半島の掘削工事現場に現れたホッキョクグマ ~ 「手から口へ」というロシア人的発想
ロシア北東部、チュクチ半島でのカメラマンとホッキョクグマの奇妙な遭遇 ~ ロシア人の不思議な感性
ロシア人研究者の見たホッキョクグマの驚くべき実像 ~ 相互扶助精神に溢れ共同体を形成する彼らの姿
「米露ホッキョクグマ委員会」の会議が7月下旬に開催 ~ ロシアに狩猟枠復活の危険性
ロシア東北端・チュクチ半島のリィルカイピ村付近に現れたのは四つ子を連れた母親なのか?

# by polarbearmaniac | 2023-03-16 02:30 | Polarbearology

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